グローバル?インターネットガバナンスは新たな事物でもある。ガバナンスの対象は何か、ガバナンスの主體は誰か、ガバナンスの方法はどうするかといった、インターネットガバナンスの根本問題について、世界はまだ検討、議論の段階にあり、広範な共通認識にはいたっておらず、普遍的に適用される國際法の條文もない。だがバーチャル世界と現(xiàn)実世界は不可分であり、現(xiàn)実世界の規(guī)則をバーチャル世界のガバナンスにそのまま完全に適用することはできないが、両者には共通性がある。換言すれば、世界のインターネットガバナンスにおいて、現(xiàn)代國際法の基本原則は同様にサイバー空間にも適用するべきだということだ。サイバー空間の開放と安全、自由と秩序、発展とガバナンスが対立してはならず、互いに支え合って成り立つべきだ。

　中國はインターネット大國として、サイバー空間の発展と國際協(xié)力から利益を得ており、國際サイバー空間の発展と協(xié)力のために積極的に貢獻することも望んでいる。中國の特色あるインターネットガバナンスは効果を挙げ始めており、いくつかの成功経験は國際サイバーガバナンス協(xié)力への貢獻となりうる。世界のコネクティビティのため、中國はサイバー空間の「共有?共同ガバナンス」を主張している。これは協(xié)力?ウィンウィンを核心とする新型の國際関係の構(gòu)築に向けた中國側(cè)の誠意を示すものだ。烏鎮(zhèn)大會で、中國は人類のサイバー空間運命共同體構(gòu)築のために力強く発言する。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月17日