前列で赤いサウンドバッグを抱いているのが亙崇詞監(jiān)督

広東省スポーツ局は今年5月、2016年まで甲級(jí)リーグに所屬する同省女子サッカーの監(jiān)督を務(wù)めるとして日本の亙崇詞（わたりたかし）氏を迎えた。筆者が亙監(jiān)督を取材したところ、この半年の間に感じた同チームの課題3つを語(yǔ)ってくれた。これはちょうど中國(guó)と日本のサッカーにおける理念の違いを反映している。羊城晩報(bào)が報(bào)じた。

プロ選手なのに日本のアマチュア選手に劣るのはなぜ？

亙監(jiān)督は2013年、ASエルフェン狹山FC（現(xiàn)ASエルフェン埼玉）のコーチに就任し、「チャレンジリーグ」から「なでしこリーグ」への昇格を果たした。ASエルフェン狹山FCと比べて、広東省女子サッカーチームの選手は、體格や練習(xí)環(huán)境の面で恵まれていると亙監(jiān)督は言う。また、日本の女子サッカー選手の多くがアマチュア選手であるのに対し、広東省女子サッカーチームの選手はプロ契約をしているため、毎日練習(xí)することができる。それでも、チームプレーはASエルフェン狹山FCに遠(yuǎn)く及ばないという。その理由は何なのだろう？

「小さなことが勝敗を分ける」と亙監(jiān)督。例えば、亙監(jiān)督が最も頭を痛めているのは、チームにはユニフォームを配っているにもかかわらず、試合になると、違う服を著ている選手が毎回2、3人いること?！袱イい俗⒁鈫酒黏工胗職荬渌芜x手から何かを?qū)Wぶという精神に欠けている」と首をひねる。

同チームは、選手同士の仲はとてもよく、その関係はASエルフェン狹山FCの選手同士より良好だ。しかし、その會(huì)話の內(nèi)容はどんなドラマを見ているかなど?！袱长欷椁摔仙瞍撙胜?。細(xì)かい所までしっかりすることができれば、もっと成長(zhǎng)することができる」。