2008年以降、北京は交通インフラ設備の強化や公共交通の拡充、靜的交通制御の強化に取り組んできた。それと同時に自動車ナンバープレート末尾の偶數(shù)?奇數(shù)による走行規(guī)制をやナンバー交付にかかる抽選制度も実施してきた。北京交通発展研究センターと北京市環(huán)境保護局の効果評価報告によると、ナンバー規(guī)制の渋滯や大気汚染問題に対する効果は極めて顕著だった。チャイナネットが伝えた。

ナンバー規(guī)制が実施された期間中に、平日のピーク時における北京の平均交通指數(shù)は5.5前後（軽度の渋滯）で50％ほど低下し、渋滯が減ったことでアイドリング時に発生する汚染物質(zhì)の排出も大幅に減少した。

例えば昨年12月16日から22日まで行われたナンバー規(guī)制では、二環(huán)路のピーク時の自動車の速度が前月に比べて43％近く改善し時速30キロ以上となった。長安街などの主要道路でも朝夕の平均速度が約30％改善している。

「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月18日