體の自由が利かない障害者も「鉄製のスーツ」を著用すれば、スムーズに歩行し、100キロ近くの荷物を簡(jiǎn)単に持ち上げることができる。中國(guó)の宇宙事業(yè)関係者が開(kāi)発したパワードスーツは、すでに工業(yè)デザインの段階に入っており、民間用として広く活用される見(jiàn)通しだ。北京日?qǐng)?bào)が伝えた。

パワードスーツのチーフデザイナーである馬如奇氏によると、同システムは服のように著用できるスマートロボットで、著用者は走る速度が速くなり、パワーとスタミナが増える。このほど四肢障害者がパワードスーツを使ってリハビリを行い、馬氏の発言を裏付けた。専門家は、上肢リハビリと四肢障害者の機(jī)能回復(fù)訓(xùn)練を補(bǔ)助するこのパワードスーツを、醫(yī)療ロボット分野の重要な進(jìn)展であるとしている。

中國(guó)宇宙スマートロボット開(kāi)発部門である、宇宙ロボットアームシステム研究所が開(kāi)発したパワードスーツは、主に宇宙探査で使用される。同研究所はパワードスーツ技術(shù)を使い、宇宙船外ロボット、宇宙飛行士の月面歩行?訓(xùn)練補(bǔ)助ロボット、小惑星サンプル?yún)Ъ恁堀氓趣渭夹g(shù)の研究を行っている。また地上応用ロボットシステム面の技術(shù)開(kāi)発でも、重要な成果が得られた。すでに複數(shù)のパワードスーツが開(kāi)発されている。これらのロボットは、陸上での救助、戦爭(zhēng)、醫(yī)療など幅広い用途を持つ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年4月27日