物流ネットワークを手がける菜鳥網(wǎng)洛科技有限公司と地図サービスの高徳地図はこのほど北京で、物流データのオープンプラットフォームを構(gòu)築することを明らかにした。末端の住所データを網(wǎng)羅して、國內(nèi)に第5レベルの住所データバンクを構(gòu)築し、コミュニティやビル?建物もカバーする精度の高い住所サービスを提供するという。「京華時報」が伝えた。

電子商取引（EC）の物流やオンラインツーオフライン（O2O）といった顧客の住まいに赴くサービスが発展するにつれて、地図サービスにはより正確さが求められるようになった。菜鳥と高徳が提攜して第5レベルの地図データバンクを構(gòu)築するのは、末端の地図サービスの精度を高めることがねらいだ?，F(xiàn)在、國の標(biāo)準(zhǔn)地図データバンクは最高が第4レベル。第5レベルの地図データバンクでは、末端の道路、村落、コミュニティ、ビル?建物などに汎用識別コードが割り振られる。

第5レベルの地図では、ビルや建物が識別できる一番小さい単位となり、緯度?経度も示される。

菜鳥の王文彬最高技術(shù)責(zé)任者（CTO）は、「このたびの第5レベルの地図データバンクの構(gòu)築において、菜鳥の優(yōu)位性は膨大なECプラットフォームの物流データをもつことに現(xiàn)れている。菜鳥のシステムには物流協(xié)力パートナーの170萬人の配達員がいて、末端の配送サービスを毎日擔(dān)ってくれている」と話す。

また菜鳥が同時に発表した中國スマート物流ビッグデータ報告によると、2015年の全國の宅配便平均配送日數(shù)は2.6日で、14年より14％スピードアップし、業(yè)界が目指す24時間の目標(biāo)に徐々に近づいているという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月10日