■「人々は時(shí)間と力を惜しまず、歴史が正しい道に沿って前進(jìn)するようにするべきだ」

歴史を記念するのは、それ以上に今日を再考するためだ。難民危機(jī)はドイツと歐州全體に社會(huì)融合問(wèn)題を含む一連の試練をもたらすとともに、極右勢(shì)力とポピュリズムに再燃の火種ももたらした。8、9両日には極右勢(shì)力がベルリンでデモ行進(jìn)し、5月8日はドイツにとって「解放日」ではなく「占領(lǐng)日」だと主張して排外思想をまき散らした。

ベルリン世界公共政治研究所の所長(zhǎng)は本紙の記者に「多くの歐州人は百萬(wàn)人に上る難民や経済移民が歐州の福祉を享受するために歐州に流れ込み、歐州大陸の文化を変えてしまうことを懸念している。ポピュリズム黨派はまさにこうした懸念を利用して、歐州で急速に勢(shì)力を拡大している」と指摘。「ドイツのための選択肢やフランス國(guó)民戦線に代表される右翼?ポピュリズム勢(shì)力は民衆(zhòng)の懸念を利用して、自由民主に対する嫌悪と不満を表明している。ポピュリズムと人種主義の思想は文化的多元性、文化的寛容性を拒絶するこうした極右勢(shì)力の行為の下に隠され、難民政策に反対し、EU統(tǒng)合プロセスに反対するスローガンの下に隠され、歐州全體を分?jǐn)啶筏瑜Δ趣筏皮い搿工戎刚筏俊?/p>

ドイツのシュタインマイヤー外相は「歴史を銘記するのは、それ以上に歴史を鑑とするためだ。今や歐州は歴史後退の趨勢(shì)にある。歐州債務(wù)危機(jī)と難民危機(jī)という二重の試練の下、各國(guó)はポピュリズムと人種主義がもたらした結(jié)末を銘記し、歴史の教訓(xùn)を銘記し、平和で多元的な歐州のために努力するべきだ」と表明。「われわれの國(guó)は20世紀(jì)に世界にこれほど多くの戦爭(zhēng)と苦難をもたらした。この點(diǎn)は國(guó)際社會(huì)によって繰り返し銘記されるべきだ。ドイツ人は國(guó)際平和と和解に対して特別な責(zé)任を負(fù)っている」と述べた。また「人々は時(shí)間と力を惜しまず、歴史が正しい道に沿って前進(jìn)するようにするべきだ」と強(qiáng)調(diào)した。

サンクトペテルブルク第2次大戦史學(xué)協(xié)會(huì)の會(huì)長(zhǎng)は記者に「もし戦爭(zhēng)の殘酷さとファシズムの危険について何一つ知らず、人類の存亡のために命を捧げた人々に感謝しないのなら、人々は現(xiàn)在の生活を真に大切にすることができず、自らの祖國(guó)と人々を真に愛(ài)することができない。第2次大戦の勝利を記念するのは過(guò)去のことを蒸し返すためでも、武力を誇示するためでもなく、自らの國(guó)と民族の精神文化に対する人々の帰屬意識(shí)を呼び覚まし、人々の心をより揺るぎなく、豊かにするものだ?，F(xiàn)在の世界ではテロなどの危険な暗流が渦巻いており、思想的な橫道は核兵器よりも防御しがたい。こうした中、平和を愛(ài)し、人類を愛(ài)する種を青少年の心にまくことはとりわけ重要だ」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年5月11日