清華大學(xué)主催の第5回世界平和フォーラムが16、17両日に北京で開催された。出席した中國(guó)の専門家は「日本が最近南中國(guó)海問題に積極的に干渉している目的の1つは、釣魚島（日本名?尖閣諸島）問題を始めとする東中國(guó)海での圧力を軽減するためだ。ただ、日本側(cè)の望む通りにはなりがたい。もし日本が本當(dāng)に中日関係を改善したいのなら、両國(guó)間に新たな溝を作ってはならない」と指摘した。新華社が伝えた。

【日本側(cè)の望み通りにはなりがたい】

國(guó)內(nèi)外の専門家が早くから指摘しているように、日本が南中國(guó)海問題に積極的に干渉するのは「魏を包囲して、趙を助ける」手口であり、重要な動(dòng)機(jī)の1つは中國(guó)と國(guó)際社會(huì)の注目を南中國(guó)海に釘付けして、釣魚島海域周辺を始めとする東中國(guó)海における対日?qǐng)R力を軽減することだ。

世界平和フォーラム「アジアの安全保障の枠組と中日関係」分科會(huì)で、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所の高洪副所長(zhǎng)は「日本は深刻な認(rèn)識(shí)の誤りに陥ったのかもしれない。南中國(guó)海と東中國(guó)海は事実上確かにつながっている。南中國(guó)海問題が激化すれば、東中國(guó)海問題の圧力もそれにともなって増す。もし日本が南中國(guó)海問題に干渉すれば、各國(guó)の圧力は東中國(guó)海にも伝わる。だが、このつながった部分の中間は一方向のバルブだ。つまり、南中國(guó)海問題の激化は東中國(guó)海の圧力の増大を招くが、ある日南中國(guó)海問題で各國(guó)の圧力が弱まれば、東中國(guó)海問題の圧力も弱まるのだろうか？私はそうとは思わない」と述べた。