6月28日に開通したばかりの深セン地下鉄11號線がここ數(shù)日、中國全土のネットユーザーの間で大きな話題の的となっている。その理由は、地下鉄車両を6両の普通車と2両のグリーン車に分けて運(yùn)行し、グリーン車の切符が普通車の3倍の値段となっているからだ。あるメディアは「普通車はすし詰め狀態(tài)であるの対して、グリーン車はガラガラ。対象的な狀況になっている」と伝えているものの、別のメディアは、グリーン車がガラガラというのはデマで、「ラッシュ時間帯はグリーン車も満員になっている」と伝えている。中國放送網(wǎng)が報じた。

ここ數(shù)年、中國各地の地下鉄は建設(shè)が急速に進(jìn)んでいるものの、地下鉄の快適度は低下しており、ラッシュ時間帯になると、車內(nèi)がすし詰め狀態(tài)になることも日常茶飯事。グリーン車の利用者が多いかはさておき、グリーン車を設(shè)置すること自體は適切なのだろうか？この點(diǎn)、「まだ適切な時期とは言えない。輸送量という點(diǎn)で市民のニーズをまだ全く満たすことができていないのに、グリーン車を設(shè)置してサービスの差別化を図るのは本末転倒で、優(yōu)先順位が間違っている。地下鉄にグリーン車を設(shè)置するというなら、路線バスにもグリーン席を設(shè)置するのか？」と反対する聲もあれば、「地下鉄は社會公益性があるものの、運(yùn)営サービスは市場化の原則を順守しており、市場性の原則の下、選択肢を一つ増やすことに何の問題があるのか？高齢者や病人、障害者、妊婦などには便利なサービスになるのではないか？」と支持する聲もあり、賛否両論が巻き起こっている。統(tǒng)計によると、ネットユーザーの約5割が地下鉄にグリーン車を設(shè)置することに「賛成」の立場を示している。 （編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年7月25日