ここ2日間で相次いで決勝戦が行われた卓球男女シングルスで、中國(guó)チームは「內(nèi)戦」を繰り広げた。丁寧が李暁霞に接戦で勝利し、馬龍が張継科に勝利した。それぞれ、男女シングルスの中國(guó)チームの金銀獲得がすでに確定した上での試合となる。このことにより中國(guó)卓球チームの実力が再度世界を驚かせた。荊楚網(wǎng)が報(bào)じた。

日本では、中國(guó)卓球チームの選手たちにそれぞれ稱(chēng)號(hào)をつけている?！缸顝?qiáng)の女帝」■亜萍（■は登におおざと）に、「無(wú)類(lèi)の大魔王」張怡寧、「帝國(guó)の至寶」王皓に「帝國(guó)の絶兇虎」張継科、そして「帝國(guó)の破壊龍」馬龍だ。

日本人はずっと卓球での勝利に強(qiáng)い憧れを抱いており、少し前に行われた卓球世界選手権では、日本は最強(qiáng)ライバルである中國(guó)に立ち向かうため、全面的な分析を行っていた。

中國(guó)チームとの実力差を理解しやすいように、日本のテレビ局は大げさとも言えるほどの紹介番組を作って、中國(guó)チームの強(qiáng)大さを紹介。また、両チームの戦力差を表すのに6軸のレーダーチャートまでも作成する徹底ぶり。実力が飛びぬけている中國(guó)人選手たちはまるでゲームの中のラスボス（ラストに登場(chǎng)するボスキャラクター）のような存在として描かれていた。

この紹介番組では、背景に中國(guó)の萬(wàn)里の長(zhǎng)城を使用してその効果を狙ったばかりか、解説者のセリフも心からのつぶやきとなっている。番組では「相手は世界最強(qiáng)の卓球王國(guó)である中國(guó)。そこに君臨するのは、世界最高峰の3名の女王。世界トップの劉詩(shī)■（■は雨かんむりに文）、卓球世界選手権で2度の優(yōu)勝を経験しているテクニック型の丁寧、かつてその重さで名を馳せたパワードライブの持ち主で、ロンドンオリンピック金メダリストの李暁霞」と紹介し、中國(guó)男子チームの紹介では特に現(xiàn)在世界ランク1位の馬龍にスポットを當(dāng)てて紹介し「馬龍はこの地球上で最強(qiáng)の男だ」とした。そして東京テレビの解説者も「中國(guó)卓球チームは鉄壁の王者である」と感嘆を漏らすに至っている。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年8月16日