新華網(wǎng)などが主催した「SF?中國と世界」國際SFサミットフォーラム及び第7回全世界中國語SF星雲(yún)賞授賞式が、9月9日から11日まで北京で開催された。10日、同イベントのゲストである日本SF作家クラブの藤井太洋會長は取材に対して、「ここ10年で中國SF界から多くの優(yōu)秀作品が発表され、その著しい発展ぶりには目を見張るものがある」とし、「今回、全世界中國語SF星雲(yún)賞のイベントに參加させてもらい、とても感激している。ここ10年で中國のSF作品は非常に増えた。さらに、昨年、劉慈欣氏の『三體』の英語版が國際的な文學(xué)賞であるヒューゴ賞を受賞したことは本當(dāng)に素晴らしく、劉氏の創(chuàng)作活動は私にとって大きな勵みになった」と語った。新華網(wǎng)が伝えた。

國際的に有名なSF作家である藤井會長は、SF作品の評価に関して自分なりの基準(zhǔn)があるという。藤井會長は、「ロジックはSF作品の命であり、優(yōu)秀なSF作品には緻密なロジックが存在すると考えている。また、さまざまなSF作品を比較した上で、専門知識は思っているほど重要ではない。特にインターネットの発展に伴い、人々は非常にスピーディに専門知識を検索?把握することができ、さらには、オンライン上で米ハーバード大學(xué)やスタンフォード大學(xué)などの名門校の授業(yè)を無料で受けられるようになった。専門知識や見聞知識をつけることは創(chuàng)作活動においてもはや障壁ではなくなり、誰でもSF作家になれる世の中となった」と自分の見解を述べている。