▽円の地域化を促進(jìn)
日本が通貨スワップ協(xié)定の締結(jié)を急ぐその立場を考えてみる。日本の財(cái)務(wù)省はコメントの中で、「今回の動きはASEANで事業(yè)を開拓する日本企業(yè)に便宜をもたらすことがねらい」などとしているが、別の分析によれば、日本は実は通貨スワップ協(xié)定を通じた円の使用範(fàn)囲の拡大を目指しているだという。
劉副研究員は、「通貨スワップ協(xié)定の締結(jié)のもつ日本にとっての明確なメリットは、日本がASEANで支援や融資を行う際に、円建ての決済をより多く行えるようになり、円の影響力が高まるということだ」と指摘する。
データをみると、16年下半期現(xiàn)在、日本企業(yè)がアジア向け輸出取引で円を使用する割合は46%で、米ドルの48%と基本的に同じ水準(zhǔn)にあり、円の存在感が高まっているといえる。
鐘室長は、「1980年代後期以降、日本は円の地域化の構(gòu)築を試みている。だが米國の反対や、97年の東アジア金融危機(jī)で日本経済が打撃を受けたことなどにより、日本はなかなか機(jī)會をつかまえられずにいた。米國が環(huán)太平洋経済連攜協(xié)定(TPP)から離脫して、アジア太平洋地域での影響力が弱まったことから、日本の円の地域化推進(jìn)の窓が開かれることになった」と指摘する。
日本の動きをみると、ここ數(shù)年の加速を続ける人民元國際化のプロセスを思わずにはいられない。
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