
実はある大きな文化の違い
中國(guó)と日本の文化はよく似ているように見(jiàn)えるが、実際はそうではない。表面的には似ていても、両國(guó)の文化や社會(huì)環(huán)境には大きな違いがあり、徹底的にローカライズしなければ、日本のドラマや映畫のリメイク版は中國(guó)の人々の好みには合わない。
中國(guó)版「家族はつらいよ」は、俳優(yōu)?黃磊(ホァン?レイ)の初監(jiān)督作品。同作品を選んだ理由について、黃磊は、「作品の中で表現(xiàn)されている家庭の狀況や現(xiàn)実的な背景は、中國(guó)の今の時(shí)代と共通するものがたくさんある」と説明している。しかし、ある日本映畫ファンは、「主役の高齢の夫婦がこの物語(yǔ)のカギを握っていることを、黃磊は分かっていない。その妻は、才徳兼?zhèn)浃螌煒I(yè)主婦を何十年も務(wù)め、夫と家族のために自分を盡くしてきた。そのような背景を理解していなければ、その妻がなぜ高齢になって離婚しようという決意を固めたかを理解することはできない。それに、『男は外で仕事をし、女は家庭を守るべき』という考え方は日本ではごく普通で、同作品に出てくる『熟年離婚』という現(xiàn)象も日本には確かに存在する。しかし、中國(guó)版では、その妻はインテリで、突然離婚を切り出しても、単にわがままを言っているようにしか見(jiàn)えない」と指摘している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年5月16日
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