上海歌舞団の陳飛華団長(zhǎng)

日本人がトキが好きな理由

陳氏は日本人がなぜトキが好きかについても話し、「トキは元々、日本では『聖鳥(niǎo)』の地位を有していた。ただ、1980年代に、日本の野生のトキは絶滅してしまい、北東アジアからも消えてしまった。しかし、秦嶺山脈がある中國(guó)の陝西省洋県で野生のトキ7羽が発見(jiàn)され、中國(guó)と日本の科學(xué)者が數(shù)十年間飼育、繁殖、放鳥(niǎo)など、多くのことを行ってきた。初めに発見(jiàn)された7羽は現(xiàn)在、2000羽以上に増え、中國(guó)と日本の空を飛んでいる。これは本當(dāng)にすばらしいこと。その他、トキは、両國(guó)の友誼を証明する重要なシンボルとなっており、かつて多くの中國(guó)の指導(dǎo)者が訪日する際、平和、友好の証として、トキを贈(zèng)ったり、皇室に貸與したりしていた。そのため、トキは、中國(guó)人と日本人の心で非常に重要な位置を占めており、私たちが舞臺(tái)蕓術(shù)劇を通して、それを日本人の前で表現(xiàn)すると、日本人はそれに引き込まれていく」とし、「『朱鷺』を作る時(shí)は、トキそのものに重きを置き、トキの運(yùn)命を描き、トキの運(yùn)命を通して、文學(xué)的、思想的、さらに環(huán)境保護(hù)、自然について、人類(lèi)が考えるべきことを表現(xiàn)している」と強(qiáng)調(diào)した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年9月1日