舞劇「朱鷺」

上海歌舞団による舞劇「朱鷺（とき）」は、5月31日から8月2日までの64日間にわたり、日本の29都市で57公演を行った。観客數(shù)は計(jì)12萬(wàn)人を超え、日本各地で「朱鷺」ブームを巻き起こした。東方網(wǎng)が伝えた。

▽日本各地で「朱鷺」ブーム

「朱鷺」の2015年の公演が始まる1ヶ月ほど前、日本各地の公演チケットはすでに売り切れ狀態(tài)となっていた。ここからも、同舞劇の日本での人気の高さが伺える。公演の2時(shí)間前には劇場(chǎng)前に長(zhǎng)蛇の列ができ、約3千人収容の劇場(chǎng)は満席となった。公演終了後、熱心な観客は手作りのハンドバッグや折り紙作品、絵畫(huà)作品などを劇団に送り、中日友好の気持ちを表現(xiàn)、平和共存のテーマに敬意を表した。ある観客は「朱鷺という素晴らしい作品をありがとう。共に手を攜え、中日友好のために努力していきたい」と語(yǔ)った?！钢禚槨工厦耖g外交の責(zé)任を十分に果たし、日本國(guó)民の中國(guó)民族文化に対する認(rèn)識(shí)を新たなものにした。

中國(guó)の大型舞劇が國(guó)際市場(chǎng)で2ヶ月にわたる公演を行うのはこれが初となり、社會(huì)的?経済的効果の面でそれぞれ収穫を得た。「朱鷺」の成功の理由について、上海歌舞団の陳飛華団長(zhǎng)は、「作品のテーマ?思想、蕓術(shù)の方向性、舞臺(tái)美學(xué)などの要素は、どれも欠かせない。朱鷺は日本において神聖な鳥(niǎo)として崇められていたが、1980年代に絶滅の危機(jī)に瀕した。中國(guó)の研究者は陝西省での飼育繁殖で、7羽の朱鷺を約200羽に増やすことに成功している。舞劇『朱鷺』は、環(huán)境に対する反省の思い、朱鷺の絶滅から復(fù)活への道のりを描いており、日本人から大きな反響を得た」と語(yǔ)る。