これは本當に驚くべき真相だ。NHKが東京大學を取材しようとした際、大學側は、「組織的に當校が731部隊の研究開発に関わったことはない」として、取材を拒否した。それでも、NHKはあきらめず、當時、東大の総長?長與又郎と関東軍のトップ?石井四郎が緊密に連絡を取っていた資料を発見した。また、NHKは長與又郎の遺族の許可を得て、當時の日記を入手。長與又郎が京都大學の醫(yī)學院長?戸田正三と共に、731部隊を視察した様子が記録されており、長與又郎が731部隊で行っていたことが明らかになった。
私は、日本が一番よく考えるべきなのは、負傷した人や病気の人を救うことを大義名分としている醫(yī)學関係者までが、なぜこれほど殘忍なことを行ったのかという點だと思う。
その大きな原因の一つに、當時の日本國內(nèi)の世論がある。當時、日本では、政府からメディアに至るまで、中國やロシアは「強奪者」で、日本人を虐殺し、満州國に対抗していると、大々的に宣伝していたため、國民の憤りは最高潮に達し、民族主義が高揚していた。
私は、このような動かぬ証拠があるという事実が、侵略戦爭が中國やアジアの他の國の國民にもたらしたあまりに大きな悲劇について徹底的に反省するよう、日本政府を動かすことを願っている。
ただ、殘念なことに、8月15日に東京で行われた終戦72周年全國戦沒者追悼式で、安倍晉三首相が戦爭について謝罪し、反省の言葉を述べることはなかった。
日本のあるネットユーザーは、「人體実験に関わり、しっかり目を見開いてメスを握っていた軍醫(yī)らはもうこの世にはいないかもしれないが、それらの殘虐行為は語り継がれ、後世にも伝えていかなければならない」とコメントを寄せている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月1日
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