王毅外交部長（外相）は7日、ネパールのマハラ副首相兼外相と北京で會(huì)談し、共同記者會(huì)見に臨んだ。新華社が伝えた。

王外交部長はネパール及び中印関係に関する質(zhì)問に「前の一時(shí)期、周知の原因で中印関係が損なわれ、影響をこうむったのは確かだ。このほど習(xí)近平國家主席とモディ首相は廈門（アモイ）で成功裏に首脳會(huì)談を行った。雙方は両國指導(dǎo)者の共通認(rèn)識(shí)を真剣に実行に移し、中印関係の健全で安定した前向きな発展を確保するべきだ」として、以下を挙げた。

（１）中印関係の脫線を防ぐ。中印の発展は世界の未來を代表している。両國の睦まじい共存、協(xié)力?ウィンウィンは必然的選択であり、中印関係の正しい方向でもある。

（２）中印両國の対立を防ぐ。戦略面の相互信頼を強(qiáng)化し、相手國に対して時(shí)代後れの考えを抱き続けて、相手國を?qū)潙橄嗍证涿{威と見なすのではなく、真に発展のチャンス、協(xié)力パートナーと見なす必要がある。

（３）中印摩擦の暴走を防ぐ。平和共存五原則に基づき、溝や問題を適切に処理する必要がある。過去の事件から教訓(xùn)を汲み取り、國境地域の平和?安寧をしっかりと維持する。

王外交部長は「ネパールは中印両大國間に位置し、2つの大きな新興エコノミーを結(jié)ぶ懸け橋、紐帯となることができる。中印はネパールの共通の隣人として、大國としての度量と責(zé)任感を持ち、ネパールの正當(dāng)な権益を尊重し、ネパールの獨(dú)立自主を支持し、その発展と進(jìn)歩を手助けするべきだ。われわれは一歩一歩環(huán)境を整え、中國?ネパール?インド経済回廊の構(gòu)築を探り、ヒマラヤを跨ぐ地域をアジア発展の新たな高地とすべく共に後押しすることを期待する」と表明した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月8日