中國では近年、「遊學」が大人気になっている。旅行サイト?攜程旅游が13日に発表した「2017年中國各都市の遊學報告」には同サイトの最新統(tǒng)計が示されており、今年の夏休み中に國內(nèi)遊學を申し込んだ人の數(shù)は140％以上増え、海外遊學を申し込んだ人の數(shù)も倍増した。 北京日報が報じた。

都市別に見ると、遊學を申し込んだ人の數(shù)が最も多かったのは、上海、北京、広州、深セン、成都、杭州、南京、貴陽、武漢、重慶だった。國內(nèi)遊學で人気なのは、「砂漠を歩く（トングリ砂漠、クブチ砂漠）」、「親子で草原（フルンボイル）」、「文化?自然遊學（貴州、敦煌、新疆ウイグル自治區(qū)）、「キャンプ（テクノロジーキャンプ、スポーツキャンプ、アウトドアキャンプ、アートキャンプ）」などだった。

統(tǒng)計によると、保護者が実際に選んでいる商品を見ると、夏休み中の國內(nèi)遊學の平均単価は約4000元（約6萬6000円）と、海外遊學の6分の1となっている。報告は、「國內(nèi)サマーキャンプ市場は、海外遊學よりも需要が大きく、単価も安く、商品の種類も多く、市場規(guī)模も大きい。ここ數(shù)年、當サイトの國內(nèi)サマーキャンプ、遊學は毎年平均100％のペースで増加している」としている。

今年の夏休みに消費者が予約した遊學商品のデータを見ると、海外遊學が70％以上増となり、一人當たりの平均消費額が2萬6000元（約43萬円）となっている。最も人気の遊學先は、米國、英國、オーストラリア、シンガポール、カナダとなっている。

報告は、今年の夏休み、中國全土の海外遊學市場は延べ80萬人規(guī)模となり、収益は200億元（約3300億円）に達したと試算している。一方、國內(nèi)遊學?サマーキャンプに參加した人の數(shù)はさらに多く、國內(nèi)外の遊學市場の総規(guī)模は延べ300萬人を超えたと見られている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月15日