英國サマセット州のヒンクリーポイントC原発プロジェクトは、中英協(xié)力の「フラグシッププロジェクト」と呼ばれている。これは中國の歐州における最大規(guī)模の投資でもある。人民日報が伝えた。
中國広核集団有限公司は昨年9月29日、フランス電力公社及び英國政府と、英國に原発を新設(shè)する一連の契約に署名した。これにはヒンクリーポイントC、サイズウェルC、ブラッドウェルBなどが含まれる。ヒンクリーポイントC原発プロジェクトは今年3月24日、原子爐建屋の初となるコンクリート注入を行った。これによりプロジェクト主體建設(shè)工事が正式に始まった。
日本の福島原発事故の痛ましい経験により、人々は原発の安全性と周辺環(huán)境への影響に注目している。ヒンクリーポイントCという大型原発プロジェクトは、英國の審査?承認(rèn)の過程において、安全面の許可を取得し、さらに英國環(huán)境保護(hù)部門による一連の環(huán)境アセスメントと認(rèn)証に合格しなければならない。プロジェクトの施工の環(huán)境への影響は、最低水準(zhǔn)に留め、かつ周辺住民と全過程に渡り意思疎通しなければならない。
ヒンクリーポイントAとヒンクリーポイントBのうち、前者はすでに稼働停止しており、後者も間もなく停止する予定。英國全域の原子爐全8基は、2030年頃に耐用年數(shù)を終える予定だ。
原発だけでなく、英國國內(nèi)の火力発電所も、2025年頃に全面的に閉鎖される。未來の大きなエネルギー不足を補(bǔ)い、CO2排出量を削減するため、英國は新たな原発プロジェクトを開発する必要がある。ヒンクリーポイントCの発電量は、英國全體の7%を占める見通し。これは英國政府のエネルギー産業(yè)の重要な一環(huán)だ。
◆中國が原発技術(shù)輸入國から輸出國に
中仏英が署名したヒンクリーポイントC、サイズウェルC、ブラッドウェルBという3大プロジェクトのうち、ブラッドウェルBは中國が獨自の知的財産権を持つ第3世代原発技術(shù)を使用する。記者の調(diào)べによると、ブラッドウェルBの開発?建設(shè)は中國広核集団が主導(dǎo)し、フランス電力公社が協(xié)力する。雙方の同プロジェクト開発段階の投資比率は、前者が66.5%、後者が33.5%。中國が獨自に開発する「華竜1號」技術(shù)案を採用。
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