第19回黨大會(huì)報(bào)告には、「人間と自然との調(diào)和的共生を堅(jiān)持する。生態(tài)文明建設(shè)は中華民族の永続的発展のための千年の大計(jì)である。豊かな自然は金銀同様の価値があるという理念を確立して、実踐し、資源節(jié)約?環(huán)境保護(hù)という基本國策を堅(jiān)持し、命を大切に扱うように生態(tài)環(huán)境を守り、山?川?林?田?湖?草原を一體とする系統(tǒng)的な対策を?qū)g行し、最も厳格な生態(tài)環(huán)境保護(hù)制度を?qū)g施し、環(huán)境に配慮した発展パターンと生活様式を形成し、生産の発展、生活のゆとり、環(huán)境の保全を旨とする文明的発展の道を揺るぎなく歩み、『美しい中國』を建設(shè)し、人民のために良好な生産?生活環(huán)境を作り出し、世界の生態(tài)系の安全のために貢獻(xiàn)しなければならない」と提唱し、「國民全員の參與と根源からの防止を堅(jiān)持し、大気汚染対策行動(dòng)を?qū)g施し続け、青空を守る戦いに勝利する」と要求している。

これまでの「青空を守る戦いに力を盡くす」から「青空を守る戦いに勝利する」への変化は中國共産黨の大気汚染対策に対する固い決心であり、人民に対する黨の厳かな承諾でもある。

過去數(shù)十年間、中國経済は急速な発展と同時(shí)に、生態(tài)環(huán)境の破壊という代価を支払ってきた。青空の減少、河川の汚染、ゴミの激増といった環(huán)境問題が発展の障壁となり、民生の痛みとなった。なかでも大気汚染問題は最も際立っており、2013年には重點(diǎn)都市74都市のうち、空気質(zhì)量指數(shù)に達(dá)したのはわずか3都市だけだった。

大気汚染対策を行い、環(huán)境の質(zhì)を向上させるため、2013年9月の「大気汚染防止行動(dòng)計(jì)畫（大気十條）」の発表を機(jī)に、青空を守る戦いが正式に始まった。ここ數(shù)年、産業(yè)構(gòu)造の調(diào)整からクリーンエネルギーの活用、古い車両の淘汰から「散亂汚」企業(yè)（環(huán)境保護(hù)の基準(zhǔn)に達(dá)していない、証明書や影響許可証をもたない、経営ルールに違反し、安全性に大きな問題がある製造業(yè)企業(yè)や末端のサービス業(yè)企業(yè)）の取り締まりといったように大気汚染対策の成果が徐々に明らかになり始めている。2013年に比べ、2016年には空気質(zhì)量指數(shù)に達(dá)した都市は84都市にまでに増加し、京津冀（北京市?天津市?河北省）、長江デルタ地域、珠江デルタ地域という三つの重點(diǎn)區(qū)域におけるPM2.5の年平均濃度が30％以上下がり、人々に青空を再び目にすることができるという希望を抱かせるようになってきている。

しかし、現(xiàn)狀は依然として空気汚染が比較的深刻な狀態(tài)にとどまっている。全國の地級(jí)以上の338都市において、通年で指數(shù)に達(dá)した都市の割合は依然として4分の1以下となっており、全國におけるPM10の平均濃度は標(biāo)準(zhǔn)より17.1％高く、PM2.5は34.3％高かった。同時(shí)に、北方では冬季の空気質(zhì)量の改善が顕著とは言えず、重汚染天気の減少スピードは緩やかなままだ。

また、青空を守る戦いは二重の任務(wù)を完遂しなければならない。一つは、2020年までに全國の地級(jí)以上の338都市において、空気質(zhì)量の優(yōu)良日數(shù)の割合が80％以上に達(dá)すること。もう一つは、2035年までに生態(tài)環(huán)境が根本的に改善するという目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)させるための基礎(chǔ)をしっかり築くことだ。

今後、歩みを進(jìn)めていく上で、乗り越えなければならない難関は多く存在しており、空気質(zhì)量の完全な改善は簡単に実現(xiàn)できることではない。青空を守る戦いは人民のためであると同時(shí)に、人民の助けも必要としている。この戦いは一部の利益に影響する可能性はあるものの、全社會(huì)の資本や技術(shù)、知恵による支援を必要としている。（編集HQ）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月2日