中國(guó)核工業(yè)集団公司は28日に北京で、自主開発したプール型低溫?zé)峁┙o爐「燕竜」を発表した。これは同社が原子力熱供給技術(shù)で重要な進(jìn)展を成し遂げ、中國(guó)が今後さらに原子力熱供給を模索する技術(shù)の基礎(chǔ)を固めたことを意味する。新華社が伝えた。

燕竜チーフデザイナーの柯國(guó)土氏によると、燕竜は同社がプール型研究爐を50年以上にわたり安全かつ安定的に稼働させたことを踏まえ、北方都市部の暖房の需要を見據(jù)え開発した製品だ。メルトダウンが生じず、汚染物質(zhì)を排出せず、廃爐の難易度が低く、大規(guī)模な投資を必要としないといった特長(zhǎng)がある。経済的にはガス燃焼よりも低価格で、石炭燃焼やコジェネレーションにも匹敵する。燕竜（400MW級(jí)）1基がカバーできる暖房建築面積は、約2000萬平方メートルに達(dá)する見込みだ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月29日