北京市発展改革委員會によると、同市房山區(qū)十渡観光レジャー回廊のインフラ建設(shè)プロジェクトが認(rèn)可をうけ、全長25.7キロにわたる回廊の建設(shè)が今月より著工、年末にも竣工する予定だ。北京日報(bào)が伝えた。

十渡は「北方の小さな桂林」とも呼ばれる景勝地で、北京市発展改革委員會の擔(dān)當(dāng)責(zé)任者は、「30年ほどにわたる自発的な発展を経て、十渡はすでに一定レベルのインフラ設(shè)備と景観を備えている。年間延べ300萬人以上の観光客を受け入れているほか、食事?宿泊?レジャー等、観光関連産業(yè)が比較的揃っている4A級景勝區(qū)と言える」とした。

同プロジェクトは、十渡鎮(zhèn)五渡橋から十八渡までの全長25.7キロの區(qū)間を?qū)澫螭趣筏皮い?。その建設(shè)には主に、低速用道路20キロと緑化、生態(tài)系の修復(fù)工程などが含まれている。同プロジェクトの責(zé)任者は、「このエリアでは今後必要となる駐車場の増?jiān)O(shè)や景観ライトアップ用照明の増?jiān)O(shè)、切れ目の無いスロー交通システムの構(gòu)築、沿線の生態(tài)環(huán)境の改善を更に進(jìn)め、観光商業(yè)化による自然景観への影響を減らしていく。また、『百草園』と『林間花海』、『水岸花田』、『京門彩葉』という4ヶ所のメインスポットを設(shè)けることで、第一段階において、『1本の回廊、4つのメインスポット、多くの観光スポット』という景観システムを立ち上げていく計(jì)畫だ」と明らかにした。

ここ數(shù)年、北京市は観光レジャー回廊建設(shè)をスピーディに推し進(jìn)め続けてきた。「保護(hù)をベースにした利用」を原則に、沿線の景勝區(qū)や観光スポット、伝統(tǒng)文化體験、田舎體験等の観光資源をつなげることで、統(tǒng)一した開発を?qū)g現(xiàn)し、人々に「一味違った」體験を提供しようと試みている?，F(xiàn)在、環(huán)北京観光レジャー回廊の懐柔區(qū)間と平谷區(qū)間はすでに完成しており、昌平區(qū)間と門頭溝區(qū)間、密雲(yún)區(qū)間では第一期の建設(shè)工事が進(jìn)められている段階だ。 （編集TK）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月19日