チリのロス?アンデス大學(xué)の研究グループは、攜帯電話の利用時間と學(xué)習(xí)成績との相関関係をめぐる研究において、1日につき攜帯電話を1時間長く使うと、成績は平均して0.3點下がることを明らかにした。チリ紙「Modern Observer」の報道を引用して中國新聞網(wǎng)が報じた。
チリの研究者、Ricardo Leiva氏とDavid Kimber氏は、サンティアゴに住む10歳から18歳までの學(xué)生およびその両親を?qū)澫螭趣筏空{(diào)査を?qū)g施し、學(xué)生が毎日攜帯電話を使用している時間と平均成績に関するデータを収集した?;貛⒎治訾摔瑜盲频盲椁欷拷Y(jié)論は、「學(xué)生が1日につき攜帯電話を1時間長く使うと、成績は平均して0.3點下がる」というものだった。
Leiva氏は、「回答した學(xué)生のうち、1日の攜帯利用時間が6時間未満だったのは41%にとどまった。一方、毎日12時間以上も攜帯を使っている學(xué)生は10%に上った。87%は、毎日攜帯を持って登校すると答え、約70%は、教室でも攜帯を使用することがある」と話した。
ロス?アンデス大學(xué)児童?青少年精神病學(xué)の教員を務(wù)めるAndrea Aguirre氏は、「児童?青少年が攜帯電話を過度に使用すると、睡眠障害が起こる恐れがある。スクリーンから出る光線が強烈で、直接それが眼に入ると、メラトニン生成に影響が及び、睡眠の質(zhì)に悪影響を及ぼし得る。これによって、彼らの學(xué)校での振る舞いに影響が及び、注意力低下?記憶力低下?イライラしやすいなどの癥狀を招きやすい」と指摘した。
さらに憂慮すべき問題は、攜帯の使用に社會経済レベルが及ぼす影響。社會経済レベルがA、B、C1(高所得層)世帯の學(xué)生は、1日平均5時間攜帯電話を使用している。一方、C3?Dレベル世帯の學(xué)生は、1日平均8時間使っている。學(xué)生の88%は、學(xué)校には攜帯利用に関する決まりがあるとしており、A、B、C1レベル世帯の子供が通う學(xué)校の攜帯に関する決まりは、「教室內(nèi)で攜帯電話を使用してはならない」など、最も細(xì)かく定められていた。
サンティアゴ大學(xué)教育?情報通信技術(shù)センターおよび革新センターのJuan Silva所長は、「學(xué)生が攜帯の使用をコントロールすることは、教育において大事なポイントとなる。子供本人だけではなく、親も教育する必要がある。學(xué)校と家庭の間に、対話を通じた良好な関係性を築かなければならない」との見方を示した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月12日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn