2ヶ月前に中國の兵馬俑の文化財(cái)が米フィラデルフィア州のフランクリン科學(xué)博物館で展示された際、來場者に兵馬俑の指をもぎ取られた事件は、全世界の注目を集めた。逮捕された男の行為と博物館側(cè)の職務(wù)上の過失に対し、人々は心を痛めるとともに強(qiáng)い憤りを覚えた。中國中央テレビ（CCTV）ニュースアプリが伝えた。

逮捕された男はその後保釈され、法廷での裁判を待っており、最高で懲役30年の判決が下される可能性がある。一方、フィラデルフィア市議會(huì)はこのほど、中國に書面で正式に陳謝するという決議を採択した。

市議會(huì)のデビッド?オー議員は、「今回の事件が起こったのは、展覧會(huì)主催者側(cè)の事前準(zhǔn)備が不足していたことも原因のひとつだ。市役所は、私設(shè)博物館の監(jiān)督管理権を有してはいないが、今後も引き続き、文化交流活動(dòng)における海外文化財(cái)に対してより慎重な保護(hù)を呼びかけていく。また、市民が文化財(cái)の価値、そして両國國民の友情と感情を尊重するよう、教育活動(dòng)も展開する必要がある」とコメントした。

この書面による陳謝狀は、すでに在ニューヨーク中國総領(lǐng)事館の章啓月?総領(lǐng)事に手渡され、中國側(cè)から書面による返事を得て、現(xiàn)地時(shí)間4月5日に陝西省文化財(cái)交流センターに転送された。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月9日