中日防災(zāi)減災(zāi)フォーラムが28日、四川省成都市で開(kāi)催された。テーマは「防災(zāi)減災(zāi)協(xié)力を強(qiáng)化し、人類(lèi)の運(yùn)命共同體をともに構(gòu)築する」。日本から自民黨の二階俊博幹事長(zhǎng)が代表団を率いて參加し、あいさつを述べた。中國(guó)新聞社が伝えた。

二階氏は中國(guó)人民対外友好協(xié)會(huì)の招待を受けて、27日に代表団を率いて四川省に到著し、2日間の中國(guó)訪問(wèn)をスタートした。今回の訪中の目的は四川大地震後の再建や被災(zāi)地の振興などの成果を視察すること、中國(guó)地方都市との交流を通じて中日関係の改善と促進(jìn)を加速すること、さらには中日首脳の相互往來(lái)の実現(xiàn)に向けた環(huán)境づくりをすることにある。

二階氏の一行は27日、地震で大きな被害を受けた漩口中學(xué)の跡地を訪れ、犠牲者と救援活動(dòng)で命を落とした人たちに黙禱を捧げ、獻(xiàn)花した。2008年の地震発生當(dāng)時(shí)、自民黨の総務(wù)會(huì)長(zhǎng)だった二階氏は黨が派遣した使節(jié)団を率いて現(xiàn)地入りし、被災(zāi)地に大型テント300張を含めた救援物資31トンを?qū)盲堡俊?/p>

二階氏はあいさつの中で、「中國(guó)と同じく、日本も地震が頻発する國(guó)であり、両國(guó)は防災(zāi)減災(zāi)能力を高めることがぜひとも必要だ。フォーラムなどを通じて、（日中が）再建の経験を共有するモデルになることを願(yuàn)う。特に次世代にこの経験を伝え、子どもたちに防災(zāi)減災(zāi)意識(shí)を植え付けることにより、災(zāi)害の損失を極めて大幅に軽減することができる」と述べた。

また二階氏は、「人々が大災(zāi)害にどのように向き合うかが非常に重要だ」と強(qiáng)調(diào)し、「被災(zāi)後の心のケアをめぐる交流協(xié)力が未來(lái)の協(xié)力における重要な一分野だ」との見(jiàn)方を示した。

フォーラムには、日本から東京農(nóng)工大學(xué)の石川芳治名譽(yù)教授、大成建設(shè)の細(xì)澤治エグゼクティブフェロー、高知県黒潮町の大西勝也町長(zhǎng)らが、中國(guó)から西南交通大學(xué)の潘毅教授、成都市応急管理弁公室の傅鋭副室長(zhǎng)、■（さんずいに文）川県の旺娜県長(zhǎng)らが出席し、「緊急対応と緊急配送」、「建物の耐震」、「防災(zāi)とコミュニティ建設(shè)」などのテーマについて意見(jiàn)を交換した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年5月29日