中國青年新聞社社會調(diào)査センターと問巻網(wǎng)がこのほど2015人を?qū)澫螭斯餐菍g施したアンケート調(diào)査によると、回答者の76.8%は、「同世代の人が自分に及ぼす影響は大きいと思う」と答えた。回答者にとって、同世代の人々が自分に及ぼす影響が最も大きく反映される事柄として、「人との付き合い」、「三観(世界観?価値観?人生観)の形成」そして「社會に対する認知」が挙がった?;卮鹫撙?7.6%は、「同世代の人々との適度な相違に刺激を受けて、個人に內(nèi)在するエネルギーが湧き出てくる」と考えていた。同世代から受けるプラス影響をより良く発揮させるために、回答者の62.5%は、「親は子供のために好ましい集団環(huán)境を整えてやるべき」と提案しており、60.3%は、「社會は有益な同年代グループが交流できる條件を整えるべき」と考えていた。中國青年報が伝えた。
回答者の年齢層別構(gòu)成は、「00後(2000年代生まれ)」が0.9%、「90後(1990年代生まれ)」が28.7%、「80後(1980年代生まれ)」が53.6%、「70後(1970年代生まれ)」が13.0%、「60後(1960年代生まれ)が3.2%を、それぞれ占めた。
〇同世代の人々から受ける影響が最も大きい時期は青少年期
「90後」の張鵬さん(仮名)は、「自分の観念や考え方の一部は、明らかに、周囲の友人の影響を受けている。大學出願時に専攻を決める際に、工學に関する私の知識はほとんどなかった。だが、周囲にいた先輩の多くがいずれも工學部を選択していた。彼らの中には、見事に留學を?qū)g現(xiàn)させた人もおり、彼らの影響を受け、工學部に進むことを決めた。同世代の人々の影響はかなり大きい。特に、高校生や大學生の時期には、その傾向が強いと思う」と話した。
回答者の76.8%は、「同世代の人が自分に及ぼす影響は大きい」と答え、このうち18.9%は、「非常に大きい」としている。「同世代の人々から受ける影響が最も大きい時期は?」との問いには、「青少年期」という答えが最も多く(47.5%)、次に「子供時代(25.7%)」、そして「青年期(16.7%)」、「幼年期(5.4%)」、「中年期(4.1%)」が続いた。
同世代の人々が自分に及ぼす影響がもっとも大きく反映されるのは、「人との付き合い(56.6%)」、「三観(世界観?価値観?人生観)の形成(47.3%)」、「社會に対する認知(42.8%)」が多く、「感情に関するコミュニケーション(38.7%)」、「趣味?愛好(30.0%)」、「気質(zhì)?性格(29.6%)」、「人生計畫(23.8%)」、「道徳規(guī)範(15.2%)」が続いた。
同世代の人々が自分に及ぼす影響について、回答者の36.2%は、「父母や先生から受ける影響より大きい」と答え、「父母や先生による影響ほど大きくない」は40.3%、「どちらとも言えない」は23.6%だった。
〇「同世代の人々との適度な相違に刺激され、個人に內(nèi)在するエネルギーが湧き出てくる」57.6%
上海の大學でフランス語を?qū)Wんでいる李玖さん(仮名)は、「私の専攻は、普段から努力し続けなければならないため、時には勉強に飽き、疲れ果ててしまう。でも、一部のクラスメートは、常に頑張り、手を抜かずに勉強を続けている。優(yōu)秀な人たちの努力を目の當たりにすると、その影響を受けて、自分自身も勉強にもっと身を入れようと気持ちが引き締まる」と話した。
回答者の57.6%は、「同世代の人々との適度な相違に刺激され、個人に內(nèi)在するエネルギーが湧き出てくる」と考えており、「同世代同士ならば、互いに勵ましあい、支え合うことがより容易になる」とした人は54.6%に上った。だが、同時に、「同年代の間では、不毛な比較や悪しき競爭意識が生まれる恐れがある」という意見の人も57.8%を占め、「好ましくない同年代グループの輪は、マイナス影響が生じ得る」とした人は29.7%に上った。
同年代から受けるプラス影響をより良く発揮させるための提案として、回答者の62.5%は、「親は子供のために好ましい集団環(huán)境を整えてやるべき」と答え、60.3%は、「社會は有益な同年代グループが交流できる條件を整えるべき」と考えていた。このほか、「學校は道徳と価値観に関する教育を強化すべき(49.3%)」、「個人が事の善悪についてしっかりと判斷し、良いものを選び、悪影響を受けるグループから離れるべき(38.4%)」などの意見が挙がった。
中國人民大學心理學部の韋慶旺?準教授は、「學校、家庭そして社會は、ユニークな自己を表現(xiàn)するよう奨勵するような、高い包容性と多様性を備えた雰囲気を創(chuàng)造しなければならない。それによって、若者は、獨自の基準に基づく自尊心や自信を、より多く手にすることができる。具體的には、さまざまなルートを通じて若者の心からの聲に耳を傾け、學習以外で自己を表現(xiàn)できるような機會を彼らに提供すべきだ。心理カウンセリングを強化し、趣味を掘り下げることで自己表現(xiàn)することを目標とした、さまざまな同世代間の健全な交流を支持?拡大する必要がある」との見方を示した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月30日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn