インタビューに答える笹川陽平會(huì)長（6月30日、撮影?袁蒙）。

笹川良一ヤング?リーダー奨學(xué)基金（Sylff）中國プロジェクト25周年記念式典が先ごろ北京市の北京大學(xué)で開かれた。同式典には日本財(cái)団の笹川陽平會(huì)長をはじめ、北京大學(xué)の林建華校長や中國におけるSylff校10校から奨學(xué)生約200人が參加。今回、人民網(wǎng)では長年中日友好交流事業(yè)に盡力し続けている日本財(cái)団の笹川陽平會(huì)長に獨(dú)占インタビューを行った。人民網(wǎng)が伝えた。

中日友好交流事業(yè)に盡力し続けた30年

日本最大の國際NPO法人である日本財(cái)団は、中日友好事業(yè)発展のため、これまで數(shù)多くの貢獻(xiàn)を行ってきた。笹川日中友好交流基金を設(shè)立し、中國の學(xué)者や醫(yī)師、メディア関係者、農(nóng)村幹部たちを數(shù)多く日本へ視察に招待してきたほか、大量の日本語図書を中國語に翻訳して出版している。30年もの間、中日友好交流事業(yè)に攜わってきた笹川會(huì)長は、これまで勤勉で努力家の中國人學(xué)生たちを數(shù)多く目にしてきたという。なかでも特に記憶に殘っているというのが、チベット自治區(qū)から學(xué)びにきた1人の醫(yī)師。笹川會(huì)長は、「中國全土から醫(yī)師を招待し、教育するというプロジェクトで選抜した際、チベット自治區(qū)の醫(yī)師が1人どうしてもレベルに達(dá)しなかったが、日本財(cái)団の支持と本人の努力で長野県信州大學(xué)で1年學(xué)べることになった。実際メスを手にする機(jī)會(huì)には恵まれなかったものの、ひたすら手術(shù)を見學(xué)し、一生懸命記録をとっていた彼は、日本側(cè)の歓待にも、故郷に戻ればまた質(zhì)素な暮らしが待っているからと、一切拒否。その後、彼からチベットに招待されて赴いたかつての恩師は、現(xiàn)地で『神の手』と呼ばれるほどの手術(shù)の巧みさで有名になった教え子と再會(huì)した」とその思い出を語ってくれた。