日本では獨(dú)身の男女が増加の一途をたどっているのを背景に、「おひとりさま経済」が成長している。環(huán)球網(wǎng)が英紙「ガーディアン」の25日付報(bào)道を引用して報(bào)じた。
東京新橋區(qū)のカラオケボックスでは歌を歌う時(shí)、音程が外れていないかを気にする必要はない。そして誰でも知っているような有名な曲を歌いながら音程を大きく外してしまい落ち込んでいる友達(dá)を慰める必要もない。なぜなら、そこはおひとり様専用カラオケボックスで、音癡であろうがなかろうが、自分の歌聲を聞いている人は誰もいないからだ。日本では現(xiàn)在、一人でカラオケを楽しみたいという人が増加しており、「ひとりカラオケ」が登場している。
このように日本では獨(dú)身の男女が増加していることを背景に、「おひとりさま経済」が盛んになってきている。日本の國立社會(huì)保障?人口問題研究所の統(tǒng)計(jì)によると、5300萬世帯のうち、3分の1以上が一人暮らしで、その割合は2040年に約40%に達(dá)すると予想されている。
おひとりさま経済は、一人暮らしの男女1800萬人のほか、一人の時(shí)間を過ごしたい既婚者や戀人と同居中の男女、晝の休みの時(shí)間は同僚と過ごしたくないという男女もその対象となっている。
野村総合研究所の松下東子上級コンサルタントは、「統(tǒng)計(jì)によると、社交的な人でも一人で活動(dòng)する傾向がある」と指摘する。こうした傾向は日本の社會(huì)の変化が一程度原因となり生じていると言える。その変化とは、2世帯同居や3世帯同居という伝統(tǒng)的な家庭の形が減ってきていることから起きている。日本政府が公表している統(tǒng)計(jì)によると、成人の結(jié)婚率が下がるにつれ、日本では、親と子供が一緒に住む世帯の減少が顕著になっている。1980年代、50歳までに一度も結(jié)婚しない日本の男性は50人に一人、女性は22人に一人だったが、現(xiàn)在は男性が4人に1人、女性は7人に1人となっている。
「おひとりさま」は、外食やカラオケに限られず、ボーリングや旅行など、これまでは2人以上からの客にサービスを提供していた業(yè)界でも、「おひとりさま」に対応するようになっている。例えば、一人で映畫を見る場合、他の人から離れた席を予約できるサービスを提供する映畫館もある。
松下上級コンサルタントは、「一人で活動(dòng)を楽しみたい人が増加している傾向に合わせて、企業(yè)は今いろんな商品やサービスを提供している。これらのサービスの深さと広さは、この傾向が今後も拡大することを示している」との見方を示す。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年12月28日
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