中國の研究者は14日、米ワシントンで、中國の量子科學(xué)実験衛(wèi)星の「墨子號」はその予定耐用年數(shù)を超えて、少なくともあと2年以上は継続して使用することができ、より多くの國際協(xié)力を展開していく計畫であることを明かした。新華社が伝えた。

米ワシントンで14日に行われた米國科學(xué)振興協(xié)會（AAAS）の年會において、2018年度のクリーブランド賞を中國科學(xué)技術(shù)大學(xué)の潘建偉教授率いる多數(shù)の機(jī)関からなる研究チームが受賞し、量子科學(xué)実験衛(wèi)星の「墨子號」を使って成し遂げた華々しい成果を表彰した。同研究チームは世界に先駆けて1000キロ級の衛(wèi)星?地球間雙方向量子もつれ分配を?qū)g現(xiàn)し、安全通信ネットワークの基礎(chǔ)を築いた。今回の受賞はアメリカ科學(xué)振興協(xié)會の設(shè)立から90年以上の歴史の中で、初めて中國科學(xué)者が受賞した中國本土で完成した科學(xué)研究成果となる。

代表団を率いて賞を受賞した量子科學(xué)実験衛(wèi)星の「墨子號」量子もつれ分配システムチーフデザイナーで、中國科學(xué)技術(shù)大學(xué)副研究員である印娟氏は新華社の取材に対し、2016年8月に打ち上げられた「墨子號」はすでに量子鍵配送と衛(wèi)星?地球間雙方向量子もつれ分配及び量子テレポーテーションという予定していた3項目の任務(wù)を終え、今後はイタリア、ロシア、スウェーデン、南アフリカなどの國々と大陸間量子鍵配送の実験を行う計畫であると答えた。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年2月18日