安徽省亳州市楊岡崗村の小麥畑で3月4日、ドローンを使って除草剤を散布する農(nóng)民。(撮影： 劉勤利)

中國(guó)広西チワン族自治區(qū)南寧市の交通管理當(dāng)局は今年2月、ドローンを利用して、駐車(chē)違反438件を取り締まった?，F(xiàn)在、中國(guó)の多くの都市がドローンを都市交通管理に活用し、ながらスマホや駐車(chē)違反などを取り締まっている。 人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

駐車(chē)違反を例にすると、ドローンを利用することで、警官が実際に出向いて取り締まるより、コストがかからない上、効率も高まる。また、ドライバーが「大丈夫だろう」と思って駐車(chē)違反をすることを抑制する効果もさらに高まる。ドローンで駐車(chē)違反で撮影するのは畫(huà)像ではなく動(dòng)畫(huà)で、人による分析によって駐車(chē)違反かどうかの最終結(jié)論が出される。ドローンによる駐車(chē)違反の証拠は動(dòng)畫(huà)のため、現(xiàn)場(chǎng)の狀況を知ることができ、主観的ミスを犯す確率も大幅に下がる。

取り締まりだけでなく、中國(guó)ではドローンが、田畑や森林の保護(hù)、災(zāi)害救援、宅配便の配達(dá)、撮影などの分野にも広く応用されている。中國(guó)郵政集団公司北京市分公司は取材に対して、ドローンを使った配達(dá)の試験飛行を行ったことを明らかにした。ドローンが導(dǎo)入されるのは、北京門(mén)頭溝の斎堂支局から、馬欄村の村郵ステーションまでの配達(dá)で、配達(dá)が終わると斎堂支局まで戻って來(lái)る。ドローンの飛行直線(xiàn)距離は約3.9キロで、片道約8分間となっている。自動(dòng)車(chē)を使って配達(dá)した場(chǎng)合、10キロを約20分間を要するという。

門(mén)頭溝區(qū)は山地の面積が同地域の98.5％を占めている。ドローンを?qū)毪工毪长趣?、山地の輸送コストやリスクを大幅に下げることができるほか、労力や物資コストも削減できる。それらをベースに救援チームを立ち上げ、救急醫(yī)療に使う薬品や救援物資なども迅速に輸送することができる。

このように「未來(lái)型」のテクノロジー要素あふれるドローンが現(xiàn)在、中國(guó)の一般人の生活に溶け込むようになっており、人々の生活に変化とサプライズをもたらしている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年3月7日