年初以來、中國の物価は全體として安定を保ち、1?5月の消費者物価指數(shù)は同2.2％上昇した。商務(wù)部（?。﹪H貿(mào)易経済協(xié)力研究院対外貿(mào)易研究所の梁明所長は、「米國の自國の損失を省みない極限の圧力に比べ、中國は追加関稅対象商品について細(xì)心の準(zhǔn)備をしており、リストに加えられた米國からの600億ドル分の商品に対して25％、20％、10％、5％の4段階の関稅を適用し、代替が比較的難しい商品は稅率を引き下げ、中國國內(nèi)へのマイナス影響の軽減をはかっている」と述べた。

同時に、中國は他國からの輸入の拡大などの手を打って、対抗措置が國民の生活に與える影響を軽減している。

一部の企業(yè)にとって、経済貿(mào)易摩擦は生産経営を困難にするものだが、こうした影響は暫定的なもの、段階的なものであることの方が多い。

視點を変えると、経済貿(mào)易摩擦が生み出した逆方向の強制メカニズムがうまく機(jī)能すれば、中國経済のモデル転換を推進(jìn)する契機(jī)になる可能性がある。歴史をみると、日本は米日貿(mào)易戦爭を機(jī)に遅れた産業(yè)を淘汰し、半導(dǎo)體分野で多くの「隠れた優(yōu)勝者」を生み出した。現(xiàn)在、経済貿(mào)易摩擦が中國の一部のミドルクラス?ロークラス輸出企業(yè)に「斷乳」を迫り、粗放型発展モデルの継続が難しくなり、これから経済構(gòu)造の最適化?高度化の歩みが加速する可能性が予想される。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年6月28日