実務(wù)協(xié)力レベルでは、中國側(cè)は「今回の訪問での議題は非常に広範(fàn)で、経済貿(mào)易、エネルギー、航空宇宙、インフラなど伝統(tǒng)的協(xié)力分野を含む他、農(nóng)業(yè)協(xié)力、科學(xué)技術(shù)革新、デジタル経済など新たな協(xié)力方向にも及ぶ」と明かしている。

中國社會(huì)科學(xué)院ロシア?東歐?中央アジア研究所の徐坡嶺ロシア経済室長は「こうした分野での協(xié)力を検討?拡大し、新時(shí)代の中露協(xié)力の物的基礎(chǔ)をさらに充実させ、両國関係が新時(shí)代の開始段階において『良いスタートを切る』ために力強(qiáng)い原動(dòng)力を注入する」と考える。

2018年に中露の二國間貿(mào)易額は1000億ドルの大臺(tái)を初めて突破した。伸び率は中國の貿(mào)易パートナー上位10か國?地域中首位の前年比27.1％増だった。今回の訪問で雙方の通商當(dāng)局は両國貿(mào)易の2024年までの質(zhì)の高い発展に向けたロードマップの研究と策定に関する聲明に調(diào)印する予定だ。邢氏は「2024年までに中露の二國間貿(mào)易額を2000億ドルに引き上げるとの目標(biāo)を達(dá)成するため、両國は伝統(tǒng)分野の協(xié)力を強(qiáng)化?拡大するとともに、新興分野の協(xié)力を拡大し、協(xié)力の新たな目玉を掘り起こす必要がある」と考える。

例えばエネルギー協(xié)力では、ロシアはすでに3年連続で中國にとって最大の原油輸入相手先となっている。徐氏は「天然ガスは今後深く掘り起こす協(xié)力分野となることが見込まれ、すでに一連の前向きなシグナルがはっきりと現(xiàn)れている。例えば中露東ライン天然ガスパイプラインは今年12月に開通する見通しだ。中國石油天然気公司の出資するヤマルLNGプロジェクトは著実に実施されている。ロシアは現(xiàn)在、モンゴルを経由して中國に天然ガスを輸出する可能性を検討している。実施されれば、協(xié)力はさらに拡大する」と考える。