河北省承徳市の灤平県は人民日報社がペアリング支援を行っている県だ。人民日報社が針に糸を通すように各方面をつなぎ、60兆ワット規(guī)模の林業(yè)と太陽光発電が相互補完する貧困者支援発電プロジェクトが同村で実施された?，F(xiàn)在、同村民のべ200人あまりがこのプロジェクトで働き、1人當たり平均日収は150-200元になる。同村で貧困から脫卻できていないのは1世帯の2人だけになり、貧困発生率は14年の36.11％から0.22％に下がった。

於営村の村民とオクラの買い付けに來たスーパー関係者。（撮影?霍騰達）

大涼山に橫たわる四川省涼山イ族自治州昭覚県三河村はイ族が集まって暮らす典型的な貧困村だ?，F(xiàn)地の幹部は「短期＋中期＋長期」の特色ある産業(yè)モデルを見いだし、ジャガイモ、山椒、クルミを植え、シンメンタール牛、烏金豚、ミツバチを育て、農(nóng)村観光の発展に力を入れる。また村民の居住環(huán)境を改善するため、18年には全村の貧困者151世帯を移転引越プロジェクトの対象とした。今年2月には、29世帯の村民が土壁でできた小さな家から明るい日差しが差し込む新居へと引っ越した。

三川村の養(yǎng)蜂基地。（撮影?黃■＜金ヘンに玉＞）

國連開発計畫（UNDP）のデバナンド?ラミア駐中國代表は、「各地の事情に合わせて適切な措置を取るという點で、中國は他の発展途上國の（貧困削減の）モデルになる」と評価した。

各方面のエネルギーを1ヶ所に集中させる

「貧困から脫卻して豊かになるのは、貧困地區(qū)だけのことではなく、社會全體のことだ?！埂?4年に萬達集団は貴州省黔東南苗族侗族自治州丹寨県政府と県全體の貧困者支援合意を結(jié)んだ。同集団は複合観光商業(yè)施設(shè)?丹寨萬達小鎮(zhèn)の建設(shè)に13億元を投資し、17年7月3日に開業(yè)すると、わずか半年で國家4A級景勝地に選ばれた。4年あまりの間、萬達と現(xiàn)地の人々はともに努力し、稅収2億7千萬元を生み出し、同県の國內(nèi)総生産（GDP）を毎年1.2ポイント引き上げた。県の人口5萬6500人が貧困脫卻を達成し、貧困発生率は1.63％に下がった。

2019年の國慶節(jié)（建國記念日、10月1日）に、萬達小鎮(zhèn)にはたくさんの人がやって來た。（撮影?李隆勇）

貴州省は貧困者支援の難関攻略の主戦場だ。同省貧困者支援開発弁公室の彭錦斌監(jiān)督視察員は、「年初以來、上海、広州、杭州、大連など各地が『責任をともなって、感情をともなって、資金をともなって』同省の支援に相次いで乗り出した。7月末現(xiàn)在、各方面が市級以上のハイレベル連席會議を共同で11回開催し、のべ300人規(guī)模の相互訪問交流を展開した。財政支援資金27億900萬元を計畫的に投入し、同省支援のために幹部215人と専門の技術(shù)者1330人を派遣した……」と紹介した。