今年第3四半期の経済成長(zhǎng)率は6.0％で、目標(biāo)範(fàn)囲の「6.0-6.5％」の下限値と同じだったことから、第4四半期の中國(guó)経済成長(zhǎng)率は「6％を割り込むのではないか」と懸念する人がおり、「通年の経済成長(zhǎng)率は目標(biāo)範(fàn)囲の6.0-6.5％に屆かないのではないか」と懸念する人もいる。

これについて國(guó)家統(tǒng)計(jì)局の毛盛勇報(bào)道官は、「今後しばらくを見(jiàn)通すと、外部には不確定性が存在するが、國(guó)內(nèi)の確定性を支える要素はまだ多くあり、中國(guó)経済は全體として安定し、『穏中有進(jìn)』（安定の中で成長(zhǎng)）の流れは変わらず、引き続き中高速成長(zhǎng)の條件と潛在力を備え、発展に対して十分な自信がある」と述べた。

毛報(bào)道官によると、「目下の中國(guó)はサービス産業(yè)がもつ下支え能力が絶えず増強(qiáng)され、消費(fèi)の潛在力が絶えず発揮され、モデル転換と高度化の流れが発展を続け、周期に逆行した一連の調(diào)節(jié)政策の効果が持続的に現(xiàn)れ、こうしたことすべてが中國(guó)経済の持続的で健全な発展に安定した下支えを提供している」という。

最近は、內(nèi)需拡大の勢(shì)いが高まり、経済運(yùn)営指標(biāo)の一部には新たな変化がみられるようになった。たとえば9月には製造業(yè)の購(gòu)買擔(dān)當(dāng)者指數(shù)（PMI）の伸びが加速し、新規(guī)受注指數(shù)と生産指數(shù)の加速ぶりからこうした?jī)A向がうかがえた。インフラ投資はここ2ヶ月間に回復(fù)に転じて増加した。生産者物価指數(shù)（PPI）は前年同期比低下したが、9月は前月比上昇した。生産販売への影響が大きい自動(dòng)車の生産?販売は過(guò)去2ヶ月間に減少幅が縮小した。毛報(bào)道官は、「こうしたことはすべて良好なシグナルであり、これに昨年第4四半期の基數(shù)が相対的に低かったこともあり、今年第4四半期の経済が安定した流れを維持することは保証できる」と述べた。

中國(guó)交通銀行の連平チーフエコノミストは、「9月に一部の経済指標(biāo)が安定化する動(dòng)きをみせたため、安定成長(zhǎng)政策が効果を発揮するのにともない、第4四半期には経済下方圧力が緩和される見(jiàn)込みだ。英國(guó)の歐州連合（EU）離脫が合意に達(dá)し、中米貿(mào)易協(xié)議が段階的な進(jìn)展を遂げ、外部の圧力とリスクも減少する見(jiàn)込みで、通年の経済成長(zhǎng)率は6.0-6.5％の目標(biāo)範(fàn)囲に収まるとみられる」との見(jiàn)方を示した。

國(guó)務(wù)院発展研究センターマクロ経済研究部の馮俏彬副部長(zhǎng)も、「過(guò)去2四半期の中國(guó)経済成長(zhǎng)率が第1-3四半期を上回ったこと、第4四半期の動(dòng)きに対し各方面がしっかりと心の準(zhǔn)備をしていること、政策レベルでも積極的な対応措置が出されていることから、今年通年で6.0-6.5％の目標(biāo)を達(dá)成するのは問(wèn)題ではない」との見(jiàn)方を示した。