23日に行われた中國(guó)外交部（外務(wù)省）の定例記者會(huì)見(jiàn)で、記者の一人が、「米國(guó)の指導(dǎo)者が、中國(guó)経済は過(guò)去57年間で最悪だと述べたことをどう思うか」とたずねた。これに対し、同部の華春瑩報(bào)道官は、「今年に入ってから、中國(guó)経済の運(yùn)営は全體として安定を保ち、安定の中で成長(zhǎng)する良好な流れを維持した。第1-3四半期の國(guó)內(nèi)総生産（GDP）は前年同期比6.2％増加し、このペースは世界の主要エコノミーの中で1番だ」と述べた。

華報(bào)道官は、「中國(guó)の経済情勢(shì)は誰(shuí)かの一言や二言で変わるようなものではない。他人の顔をつぶしても自分の問(wèn)題を解決することはできない」と述べた。

中國(guó)経済情勢(shì)はつまるところどうなのか。成長(zhǎng)率が少し鈍化したことは経済の下ぶれを意味するのか。

鈍化し続ける世界の成長(zhǎng)ペース

國(guó)家統(tǒng)計(jì)局が発表したデータによると、大まかな計(jì)算では、今年第1-3四半期の中國(guó)のGDPは69兆7798億元（1元は約15.4円）に上り、比較可能な価格で計(jì)算すると、同6.2％増加した。うち第3四半期は同6.0％増加した。

同局の毛盛勇報(bào)道官は、「グローバル経済の規(guī)模1億ドル以上のエコノミーの中で、中國(guó)の成長(zhǎng)率が最速だ」と述べた。

年初以來(lái)、米國(guó)、歐州、日本などの主要エコノミーの成長(zhǎng)率が軒並み鈍化した。國(guó)際通貨基金（IMF）は最新の報(bào)告の中で、「2019年のグローバル経済成長(zhǎng)率は3％になる」と予想し、4月の予測(cè)値から0.3ポイント引き下げた。これは2008年の金融危機(jī)発生以降の世界経済成長(zhǎng)率としては最低の水準(zhǔn)だ。

主要エコノミーの経済発展がどのような狀況にあるか、具體的にみてみよう。