中國航天科技集団が明らかにしたところによると、戚発軔院士（86）が國際宇宙會議（IAC）2019で、本年度の國際宇宙航行連盟（IAF）の「ホール?オブ?フェイム賞」を受賞した。同賞は宇宙科學(xué)技術(shù)の発展に際立つ貢獻を成し遂げた科學(xué)者を表彰するものだ。

戚氏は中國の有人宇宙船「神舟」の初代チーフデザイナー、中國初の人工衛(wèi)星「東方紅1號」の主要技術(shù)責(zé)任者の一人だ。また國際宇宙航行アカデミー（IAA）會員、中國工程院院士でもある。中國の有名な宇宙技術(shù)専門家、衛(wèi)星技術(shù)代表者である戚氏は長年にわたり、中國の宇宙技術(shù)発展に重要な貢獻を成し遂げており、また國際宇宙業(yè)界と中國の宇宙分野における?yún)f(xié)力の基礎(chǔ)を固めた。

中國宇宙技術(shù)研究院の専門家による同賞の受賞は、「両弾一星」功労賞の受賞者である王希季院士に続き今回で2回目。

ところが、中國中央テレビのニュースによると、中國の代表団は21日に開幕した本年度のIACに集団欠席した。米國側(cè)が時間通りにビザを発給しなかったことが原因だ。中國外交部（外務(wù)省）の華春瑩報道官が23日の定例記者會見で同情報を確認した。

華氏は「IACは國際宇宙飛行連盟（IAF）、國際宇宙航行アカデミー（IAA）、國際宇宙法學(xué)會が共同開催する宇宙分野の會議であり、毎年少なくとも數(shù)千人の各國政府高官、実業(yè)家、科學(xué)技術(shù)者が出席しており、宇宙界の「オリンピック」と稱される。中國は一貫して多國間宇宙協(xié)力の支持者であり、IACの重要な參加國でもあり、毎年代表団を會議に派遣している」と述べた。

華氏はさらに、「中國側(cè)は今年7月、會議開催の3カ月前に米側(cè)にIACへの初期段階の參加者リストを提出した。中國國家航天局の代表団は10月12日に在中國米國大使館へビザ面接に行ったが、會議開始當(dāng)日になっても中國側(cè)団長はビザを取得できず、中國側(cè)代表団は時間通りに開幕式や局長フォーラムといった重要行事に參加できなくなった」と指摘した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年10月31日