中國の研究者が発表した新世代の四本足ロボット「絶影」の動畫が1日、ネット上で発表され注目を集めた。動畫に出てくる全身ブラックのロボット犬はジャンプし、フラフープをくぐり抜けた。その場で起き上がりゴムボールをヘディングし、大きなレンガの道をスピーディでスムーズかつ安定的に大股でダッシュした。新華網(wǎng)が伝えた。
浙江大學がインキュベートした企業(yè)、杭州雲(yún)深処科技有限公司で、筆者は新世代の「絶影」を目にした。その全長は85センチで、立ち上がると高さ65センチになる。體重は約40キロ。體のフォルムがより自然で滑らかになった。より機敏に運動し、より友好的に交流できる。
新世代は運動性能と感知能力が飛躍的に向上しており、特に四本足でその場でジャンプ、もしくは遠くに向けジャンプすることができる。これは四本足ロボットの制御アルゴリズムの新たな進展だ。
説明によると、新世代は本物の足に似せた設(shè)計とより強力な関節(jié)駆動力により、約40センチの障害物を軽々と飛び越えることができる。垂直方向に70センチ、水平方向に1.5メートルジャンプできる。
新世代は前世代の俊敏?柔軟性、環(huán)境適応性、感知スマート性を引き継いだ上に、これを改善した。後ろ足で力をため、前足で前に飛びかかることが可能だ。重心を上下に起伏させる姿勢で走りながら、大きなレンガが転がった道を安定的に歩行できる。同時に、卓越した感知能力により、自分の「巣」である充電スポットを順調(diào)に発見し、これとつながることで充電できる。
ロボットチームは2018年2月と12月に前後して四本足ロボット「絶影」とそのアップグレード版を発表し、高い注目を集めた。チームのメンバーによると、新世代は運動能力がさらに向上している。カメラ、検査?測定センサーの搭載により、複雑な環(huán)境により良く適応できるようになった。工業(yè)?鉱業(yè)エリア、鉄道トンネルでも巡回検査をスムーズに遂行できる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月4日