耿報道官は、「上記の立場に基づき、中國とロシアは安保理に対し、朝鮮半島問題の政治的解決に関する決議草案を共同で提出した。決議草案には主に次の三つの內(nèi)容が含まれている。一つ目は、各方面が朝鮮半島非核化の実現(xiàn)に盡力すべきことを改めて言明している點。二つ目は、米朝に対話を継続するよう促し、6カ國協(xié)議の再開を呼びかけている點。そして三つ目は、朝鮮側の決議遵守狀況に応じて、一部の対朝鮮制裁措置を解除するとしている點だ」と説明した。

さらに耿報道官は、「安保理が朝鮮半島問題の政治的解決を支持する統(tǒng)一的な見解を発表し、米朝雙方が互いの関心事を尊重し、柔軟で誠意ある対応をし、向き合って進み、シンガポール共同聲明のコンセンサスを?qū)g行し、段階別に歩みを同じくして進むという原則に沿って、早急に対話と接觸を回復し、膠著した局面を打破し、対話プロセスが『脫線』する、ひいては『後退』するような事態(tài)が起きないようにすることを望んでいる」とした。

また耿報道官は、「中國は安保理メンバーに対し、団結を維持し、歴史的責任を擔い、中ロ決議草案を支持し、朝鮮半島問題の政治的解決プロセスを共に推進していくことを望んでいる。また中國は、関係各方面と共に、引き続き朝鮮半島非核化の実現(xiàn)と朝鮮半島の恒久的平和と安定維持のために努力していきたいと考えている」と述べた。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月18日