京都マラソン（資料）。

日本?京都市で16日、京都マラソンが開催された。中國(guó)からエントリーした中國(guó)在住ランナー386人のうち、出場(chǎng)したのはわずか28人だった。新華社が伝えた。

新型コロナウイルス感染による肺炎が広がっている影響を受け、京都マラソン実行委員會(huì)は中國(guó)在住のランナーに大會(huì)への出場(chǎng)を自粛するよう要請(qǐng)し、その出場(chǎng)資格を無償で2021年まで延長(zhǎng)するとしていた。

北京に住むマラソン愛好者の汪涌さんはもともと大會(huì)に出場(chǎng)するつもりだったが、実行委員會(huì)からの通知を受け、出場(chǎng)しないことを決めた。汪さんは殘念だとする一方で、実行委員會(huì)の決定に対し理解も示した。

汪さんは電話による取材に対し、「交渉の末、実行委員會(huì)が中國(guó)からエントリーしたランナーの出場(chǎng)資格を來年まで延長(zhǎng)してくれたことは、人心を得ている。來年はあらかじめ休暇を取って、文化の違いを越えたマラソン大會(huì)に出場(chǎng)したい」と語った。

京都マラソン実行委員會(huì)によると、今年は約1萬6千人からエントリーがあり、最終的な出場(chǎng)者は1萬5521人となった。今年の海外からのエントリーは計(jì)2114人で、最終的に994人が出場(chǎng)したという。

実行委員會(huì)は大會(huì)當(dāng)日、3萬個(gè)以上のマスクを出場(chǎng)選手とスタッフに配布した。大會(huì)終了後、実行委員會(huì)は公式サイトで大會(huì)の終了を宣言した。

日本でこの日行われたマラソン大會(huì)は京都マラソンだけではない。熊本マラソンも雨のなか開催され、1萬2千人以上が出場(chǎng)し、最終的に1萬人以上が完走。そのうち多くの人がマスクをして參加した。

日本で最も有名な東京マラソンは3月1日に開催が予定されている。東京マラソンを主催する一般財(cái)団法人東京マラソン財(cái)団は17日、一般參加者の出場(chǎng)を取りやめ、マラソン?車いすマラソンともにエリート選手のみで実施することを決めた。同財(cái)団はこれより前、中國(guó)在住の選手に出場(chǎng)を自粛するよう要請(qǐng)する通知を出し、今年出場(chǎng)を辭退した場(chǎng)合、その出場(chǎng)資格を來年まで保留するだけでなく、來年の參加料を免除すると発表していた。今年の東京マラソンに中國(guó)からエントリーしたランナーは約1800人いるという。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年2月18日