新型コロナウイルスは世界各國で出現(xiàn)し、日本でも多くの感染者が出ている。日本の鳩山由紀(jì)夫元首相はこのほど人民日報への寄稿で「新型肺炎は中國の直面する試練であるだけでなく、世界各國が団結(jié)して対処しなければならない」とした。

鳩山氏は「2011年の東日本大震災(zāi)の時に中國から寄せられた多くの支援を日本國民は忘れていない。このところ、日本から中國に送られた支援物資に『山川異域，風(fēng)月同天』と記されていた。これはたとえ違う場所に暮らしても、誰もが運命を共にしているという意味だ。私はこの言葉を武漢市、湖北省、さらには全中國で現(xiàn)在ウイルスと戦っている友人達(dá)に送りたい。全ての人が難関を乗り越えてほしい。友邦として、我々は共に向き合い、肩を並べて戦う」と表明した。

また「一衣帯水の隣國として、日中両國には2千年以上の友好的往來と文化交流の歴史がある。両國の経済協(xié)力には大きな潛在力がある。私は習(xí)近平國家主席の打ち出した『一帯一路』イニシアティブに大変賛同している。日本は『一帯一路』共同建設(shè)に積極的に參加すべきだ。両國企業(yè)は第三國市場で協(xié)力を?qū)g施することができる。これは日中にとってプラスとなるだけでなく、他國にもメリットがある。両國は環(huán)境保護(hù)分野でも多くの協(xié)力を?qū)g施できる。雙方はこの分野で多くの先進(jìn)的な理念?技術(shù)?製品がある。協(xié)力の強化は両國の共通利益にかなう。雙方は強みによる相互補完を発揮して、省エネ?環(huán)境保護(hù)分野の実務(wù)協(xié)力水準(zhǔn)を一層高めるべきだ」と指摘。

「現(xiàn)在、保護(hù)主義と一國主義が広がり続けている。これは世界の自由貿(mào)易に計り知れない負(fù)の影響を與えるだけでなく、現(xiàn)行の國際ルールも破壊している。日中両國は連攜して多國間主義と自由貿(mào)易を守り、ルールに基づく多角的貿(mào)易體制を守り、國際協(xié)力を強化し、経済のグローバル化を後押しするべきだ」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年3月2日