新型コロナウイルス肺炎上海専門(mén)家治療グループ高級(jí)専門(mén)家グループ長(zhǎng)の張文宏氏

5日、新型コロナウイルス肺炎上海専門(mén)家治療グループ高級(jí)専門(mén)家グループ長(zhǎng)の張文宏氏、上海市公共衛(wèi)生臨床センター黨委員會(huì)書(shū)記の盧洪洲氏、上海交通大學(xué)醫(yī)學(xué)院附屬瑞金病院主任醫(yī)師の毛恩強(qiáng)氏、中山病院感染病呼吸科主任の胡必傑氏、上海中醫(yī)薬大學(xué)附屬竜華病院呼吸內(nèi)科主任の張恵勇氏らが、上海における科學(xué)技術(shù)面からのサポートについてメディアの取材に応じた。

ウイルスは気溫が高くなるにつれてなくなるかという問(wèn)題について、張文宏氏は、「現(xiàn)在は何とも言えないが、高い確率でおそらくそうなるだろう」としたうえで、「覚えておいてほしい。2009年の米國(guó)のインフルエンザは季節(jié)を跨いで流行した。SARSでも中國(guó)で季節(jié)を跨いで流行した。米國(guó)のインフルエンザは3月から4月にかけて始まり、その後大規(guī)模に流行したのは翌年になってからだった。だからウイルスは夏になればなくなるというわけではない。夏になくなるのであれば、次の年まで続くことはあり得ない」と述べた。

張氏はさらに、「しかしこのウイルスについてはっきり言えることが1點(diǎn)ある。それは、窓を全部開(kāi)けて、換気をしっかりするのが一番良いということだ。例えばタイでは、ウイルスは蔓延しにくい。だから窓を開(kāi)けて換気をすることは非常に重要だ。夏になればというのは、一つには夏は気溫が高くなること、もう一つは換気が行われるということもある。さらに、冬に流行が始まってから數(shù)ヶ月間予防?抑制に努めれば、ウイルスが少しずつ減っていき、なくなるのがちょうど夏ごろになるということだ」とした。

また張氏は、「つまり、時(shí)間的に偶然そうなるというところも多く、同時(shí)に科學(xué)的な要素も多い。科學(xué)的な要素によるものなのか偶然なのかは判別しにくい。我々としては、病理學(xué)者の研究こそが極めて重要だと考えている?，F(xiàn)在はまだ公になっていない研究もたくさん行われている。最も心配なのはそうした研究が間違って理解されることだ」とした。 （編集AK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年3月6日