それでは、サーモンはやはり食べられないのだろうか。日本料理店で食事をしても大丈夫なのか。

中國(guó)疾病予防管理センターの疫學(xué)首席専門家の呉尊友氏は取材に答える中で、「輸入サーモンをカットしたまな板から新型コロナウイルスが検出されたからといって、サーモンが感染源だと結(jié)論するわけにはいかない。まな板に觸れたすべての人と物品に感染源である可能性がある」と述べた。

同センターの馮録召研究員は、「今のところ、シーフードも含め、食品を食べたことで、消化系から感染したという証拠はまだない」と述べた。20日には、國(guó)家食品安全リスク評(píng)価センター微生物実験室の李鳳琴室長(zhǎng)が、「輸入食品、たとえば牛肉やシーフードなどは普段通り買ったり食べたりすることができるが、予防はしっかりする必要がある」と述べた。

同センターの施國(guó)慶副センター長(zhǎng)も、「サーモンを食べるにしても他の食品を食べるにしても、しっかり洗って、必要な調(diào)理をしてから食べるべき」と強(qiáng)調(diào)した。

馮氏は可能性のあるリスクを軽減するため、「食べ物を買うときには、できるだけ生の魚や生の肉に觸らないようにすること。また調(diào)理の前と後には手洗いを徹底し、生ものとそれ以外でまな板を分け、食品と飲用水は加熱してしっかり火を通し、果物は皮をむいて食べ、食器は15分間スチーム消毒するといい」とアドバイスした。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年6月22日