放流中の新安江の様子（資料畫(huà)像、撮影?方喜群）。

浙江省建徳市の公式サイトによると、14日午後3時(shí)、同省新安江ダムの最後のゲートが閉められた。これまで計(jì)8日間にわたり放流され、その放流量は計(jì)30億9800萬(wàn)立方メートルに達(dá)した。同省杭州市にある西湖の水容量は約1450萬(wàn)立方メートルであるため、今回の放流量は西湖214個(gè)分に相當(dāng)することになる。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

7日午前10時(shí)、新安江ダムのゲート3門(mén)が開(kāi)けられた後、同日中に合わせて7門(mén)を開(kāi)けて放流された。その後、同エリアの雨量が増し、上流の水量が増加したため、8日午前9時(shí)に、ダムが建設(shè)されてから61年で初めて、ゲート9門(mén)全てが開(kāi)けられた。

放流する新安江ダム (資料畫(huà)像、撮影?銭晨菲)。

その後、新安江ダムの上流の雨腳が弱まり、水位が下がったため、9日午後9時(shí)から14日午後3時(shí)にかけて、ゲートが段階的に閉められた。173時(shí)間で、合わせて30億9800萬(wàn)立方メートルの水が放流された。水位は、最高時(shí)の108.39メートルから危険水位以下まで下がり106.35メートルとなった。

現(xiàn)在のところ、新安江は既に適正水位にまで戻っている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年7月16日