ジュネーブで行われていた第44回國連人権理事會が17日に閉幕した。會期中、中國は多くの國々と共に、米國の人権問題に対する見解を表明し、米國に対して自國の人権問題の正視及び人権の的確な促進と保障を促した。
中國側(cè)は発言で、あらゆる形態(tài)の人種差別に反対。新型コロナウイルスとの闘いの期間において、一部の國の政治屋とメディアが人々の視線をそらさせ、自らの新型コロナ対策の不十分さの責(zé)任を逃れるために、人種差別的発言、他國に汚名を著せる発言をし、人種間のヘイトと排外主義を煽っていることに強い懸念を表明した。
移民の権利に関する議論の中で、中國側(cè)は「一部の國には根深い差別と社會的不平等が存在し、人種優(yōu)越論、人種差別発言、ヘイトスピーチを禁止せず、ただでさえ脆弱な移民の生活環(huán)境を悪化させ、移民の権利を損なっている。米國において農(nóng)業(yè)移民労働者と家政移民労働者は全國労働関係法の適用対象外とされている。米國の法執(zhí)行人員はハンガーストライキをする勾留中の移民に対して催涙ガスやゴム弾を使用し、毆打や単獨監(jiān)禁をしているうえ、家族や弁護士との接觸を完全に禁じている。中國側(cè)は関係國に対して、移民の生存権、労働権、健康権、教育権利、及びその尊厳にもっと関心を払い、人権を侵害する政策措置を停止し、人種主義、人種差別、ポピュリズム、ヘイトスピーチ、排外心理の取り締まりの面で信頼できるステップを取るよう呼びかける」とした。
気候変動と國際社會の団結(jié)に関する議論の中で、中國側(cè)は「気候変動というグローバルな試練を前に、世界第二の炭素排出國である米國はパリ協(xié)定から離脫した。このような一國主義的行為は、気候変動に共同で対策を講じる國際社會の意欲と自信を深刻に損ない、気候変動対策における世界の団結(jié)と努力に影響を與え、各國の人々の人権に損害を與えるものである。米國が『條約から脫退』しても、國際社會共通の意志を変えることはできず、國際協(xié)力という歴史的潮流を逆転させることも不可能だ」とした。
國別の問題に関する議論の中で、中國側(cè)はスーダン、シリア、ベネズエラに対する米國の一方的制裁に懸念を表明。一方的制裁が対象國の経済?社會発展を深刻に損ない、人々に多大な苦難をもたらし、新型コロナウイルス感染癥との闘いにおける努力にも深刻な影響を與えることを強調(diào)した。中國は米國に対して、國際社會の懸念に応え、直ちに不法な一方的制裁を解除し、対象國の人々への人権侵害を止めるよう促した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月20日
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