外交部（外務(wù)省）の汪文斌報道官は30日の定例記者會見で「米側(cè)の一部政治屋は他國の5G網(wǎng)構(gòu)築協(xié)力にあれこれ口出しし、米國の意向に従うよう公然と脅している。これは露骨な覇権行為だ。我々は各國が共に人種差別を斷固拒絶するように、世界の科學(xué)技術(shù)産業(yè)協(xié)力における國による差別を斷固拒絶することを希望する」と述べた。

【記者】在ブラジル米國大使は、ブラジルが自國の5G網(wǎng)構(gòu)築において華為技術(shù)（ファーウェイ）の機器を選択した場合、それによる悪い結(jié)果を負うことになると警告した。これについて中國側(cè)としてコメントは。

【汪報道官】最近、ポンペオ國務(wù)長官など米國の一部政治屋はファーウェイを排斥するよう他の國々に再三圧力をかけている。しかし、彼らによる中國の関係企業(yè)への告発は事実の根拠を完全に欠く。

米側(cè)はファーウェイが米國の國家安全保障を脅かしていると非難するが、事実が証明するように、過去30年間にファーウェイは170以上の國と地域で1500以上のネットワークを構(gòu)築し、フォーチュン?グローバル500の228社及び世界30億人以上にサービスを提供してきたのであり、「スノーデン事件」「ウィキリークス」に類似したサイバーセキュリティ事件は一度も起こしたことがなく、「PRISMスキャンダル」「The Equation Group」 「エシュロン」系のサイバー傍受監(jiān)視行為も起こしたことがなく、ファーウェイ製品に「バックドア」が存在する証拠を示すことのできた國も一つもない。

米側(cè)はしきりに公正性と対等性の必要を口にするが、事実が物語っているように、他國の企業(yè)がリードし、優(yōu)位に立つと、米側(cè)の政治屋は口実をでっち上げ、國の力を使って手段を選ばぬ締め付けを行って、自國が一貫して標榜してきた市場経済と公正な競爭の原則に背き、國際貿(mào)易ルールに違反し、さらには自國の消費者と企業(yè)の利益を損なうことも辭さない。

我々は各國が共に公平で公正かつ開かれた無差別のビジネス環(huán)境を守るべく盡力し、人種差別を斷固拒絶するように、世界の科學(xué)技術(shù)産業(yè)協(xié)力における國による差別を斷固拒絶することを希望する。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月31日