新型コロナウイルスの感染拡大以來(lái)の米國(guó)の橫暴な中國(guó)叩きは、新型コロナ対策における世界の協(xié)力を深刻に破壊しただけでなく、世界が切望し追い求める平和?安定?繁栄の見(jiàn)通しを、冷戦終結(jié)後30年近くなかったほどにまで崩壊させた。新型コロナウイルスのパンデミックという厳しい狀況は、本來(lái)なら中米の協(xié)力強(qiáng)化を後押しするはずだ。米國(guó)內(nèi)で悪化し続ける感染狀況を受けて、本來(lái)ならトランプ政権は國(guó)內(nèi)の感染癥対策に全力を集中するべきだ。だが米國(guó)の政治と政策のエリートは感染拡大を、米中のパワーバランスを中國(guó)に有利な方向に転換させうる地政學(xué)的戦略ゲームと見(jiàn)なしている。（文：朱鋒?南京大學(xué)南中國(guó)海研究協(xié)同革新センター執(zhí)行主任、國(guó)際関係研究院院長(zhǎng)。環(huán)球網(wǎng)掲載）

現(xiàn)在南中國(guó)海情勢(shì)と臺(tái)灣海峽情勢(shì)は強(qiáng)い緊張が続いており、今年に入り中國(guó)周辺海域への米國(guó)の艦艇や航空機(jī)の進(jìn)入は2000回を超えた。トランプ政権が新たに発表した南中國(guó)海に関する政策聲明は、南中國(guó)海における海洋権益に関する中國(guó)側(cè)主張の全面否定を企てている。その対臺(tái)灣地區(qū)政策にいたっては、中米國(guó)交樹(shù)立以來(lái)歴代米政権が従ってきた「一つの中國(guó)政策」をかつてないほどに揺るがしている。南中國(guó)海情勢(shì)と臺(tái)灣海峽情勢(shì)の緊張の根本的原因は、米國(guó)の現(xiàn)政権が橫暴に実施している全方向の「中國(guó)叩き」政策だ。

米ソ冷戦の歴史的経験から見(jiàn)て、大國(guó)間の競(jìng)爭(zhēng)と対立が激化するほど、軍事的行動(dòng)において互いにより慎重になる必要がある。大國(guó)間の対立が制御不能になるのを防ぐ最後の「セーフティーネット」は、互いの部隊(duì)が?？栅窃庥訾?、対峙する狀況が生じた際に、必要な自制と慎重さを保つこと、相手國(guó)の軍事的?戦略的意図について致命的に誤った判斷をして過(guò)激な行動(dòng)に出るのを防ぐことだ。中國(guó)に対するトランプ政権の科學(xué)技術(shù)政策、貿(mào)易政策、人材政策、外交政策は、互恵?ウィンウィンという両國(guó)関係の大局をすでに破壊的に転換させ始めている。トランプ政権が新型コロナウイルスとの闘いに敗北したために「責(zé)任転嫁の必要性」及び「選挙戦における必要性」を抱えている現(xiàn)在は、中米関係の危機(jī)を管理?コントロールする「セーフティーネット」を再始動(dòng)すべき時(shí)だ。中米両軍は早期に接觸と対話(huà)を再開(kāi)して、両國(guó)及び両軍間が誤った判斷をするリスクを下げ、偶発的な摩擦や衝突を引き起こすのを防ぐべきだ。

■危機(jī)の中、両軍関係の前進(jìn)が必要

中米関係が今日の狀況にまで到った現(xiàn)在、最も緊迫した対立する議題において危機(jī)管理措置を講じること、半世紀(jì)近くの貴重な両國(guó)の互恵?共存関係の全面崩壊を防ぐこと、対立的話(huà)題の過(guò)度の宣伝による衝突を防ぐことが、すでに喫緊の課題となっている。米國(guó)による不當(dāng)な中國(guó)叩きは、中國(guó)を上から下まで困難を前に立ち上がり、自らの主権?安全?発展上の利益を斷固として守るようにさせるだけだ。また、関係當(dāng)局が接觸?対話(huà)?協(xié)議を再開(kāi)し、危機(jī)管理?コントロールの措置を確実に実行に移すことも重要な國(guó)益となる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年8月3日