2020年中國國際サービス貿(mào)易交易會が9日に北京で閉幕した。閉幕にあたっての記者會見で明らかになったところによると、今回の交易會では盛んに取引が行われ、中でもデジタル貿(mào)易分野の取引が活発だったという。中國新聞社が伝えた。

北京市商務局の閻立剛局長は記者會見で、「今回の交易會ではサービス貿(mào)易の12大分野をすべて網(wǎng)羅する展示と190回に及ぶフォーラム?商談イベントが行われ、中央企業(yè)（中央政府直屬の國有企業(yè)）取引チーム80チーム、中央金融企業(yè)取引チーム16チーム、省?自治區(qū)?直轄市の取引チーム38チームが組織され、148ヶ國?地域の企業(yè)と各種機関計2萬2千ヶ所がオンラインとオフラインで出展?參加し、これには國際機関33ヶ所、在中國各國大使館68ヶ所、海外の商業(yè)會議所110ヶ所、フォーチュン?グローバル500の企業(yè)199社が含まれる」と説明した。

中國商務部サービス貿(mào)易?商貿(mào)サービス業(yè)司の冼國義司長は、「サービス貿(mào)易交易會はデジタル貿(mào)易、5G通信、インダストリアル?インターネット、スマートオフィス、ブロックチェーンのイノベーションといった新業(yè)態(tài)?新スタイルの展示が特に目を引いた。これまでに正式に発表された成果は97件、提攜プラットフォームでの成果が19件、初公開されたイノベーションの成果が99件となっている。また交易會の組織委員會は今回の優(yōu)秀エリア、優(yōu)秀フォーラム?會議?イベント、優(yōu)秀サービススタイル事例を計263選出した」と紹介した。

今回の交易會は取引の狀況が非常に活発だった。各省?區(qū)?市、大型中央企業(yè)、大型金融企業(yè)が初めて取引チームを結(jié)成して、商談や調(diào)達に參加し、調(diào)印に至った協(xié)定や合意などの成果は240件に上った。このうちデジタル貿(mào)易分野の取引が特に活発だった。

冼氏は、「サービス業(yè)とサービス貿(mào)易が新型コロナウイルス感染癥の打撃を受け、人の流れもモノの流れも停滯し、國際経済貿(mào)易活動が大幅に低下するという狀況の中で、サービス貿(mào)易交易會はデジタル技術(shù)を十分に運用して、ディスプレー越しと対面での企業(yè)の交流?商談を同時に推進し、企業(yè)が多方面でビジネスチャンスを開拓できるようサポートし、感染癥の影響を回避し、オンラインとオフラインの融合、海外進出と海外からの導入の融合を効果的に実現(xiàn)し、交易會のサービススタイルのイノベーションで大きな一歩を踏み出し、経済のデジタル化?ネットワーク化?スマート化への発展のための極めて大きなポテンシャルを十分に示したといえる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月10日