土壌は「地球の肌」のようなもので、さまざまな色の土壌には地球の命に関する暗號(hào)が含まれている。一部の土壌は太古の息吹を持ち、人類活動(dòng)の小さな手がかりを秘めている可能性もある?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

土壌の腐植の含有量や鉱物の成分の差により、土壌は違った色を呈する。中國(guó)は國(guó)土面積が広く、土壌景観が複雑多様だ。詳細(xì)な全國(guó)土壌色空間分布図の作成は極めて大きな挑戦と言える。土壌研究に従事する學(xué)者は2009?19年に全國(guó)各地で約6000ヶ所の試料採(cǎi)取ポイントを選び、典型的な土壌の斷面の調(diào)査を行った。彼らが持ち帰った土は、中國(guó)土壌系統(tǒng)分類の基礎(chǔ)分類単元土壌、土壌データバンクになった。

これらを踏まえた上で、中國(guó)科學(xué)院南京土壌研究所土壌?農(nóng)業(yè)持続可能な開発國(guó)家重點(diǎn)実験室の張甘霖氏のチームは、中國(guó)初の高精度土壌色地図「全國(guó)土壌色三次元分布図」を作成した。この研究成果は今月上旬、國(guó)際的に有名な土壌學(xué)術(shù)誌「Geoderma」に掲載された。

張氏は、「土壌の色は土壌の物質(zhì)の構(gòu)成をある程度反映する。土壌の屬性、肥沃度などの情報(bào)を直観的に伝える。実際の応用において非常に重要な価値を持つ」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年9月24日