
中國ネット文學ランキング(2019年度版)がこのほど発表され、「浩蕩」、「天下網(wǎng)安:縛蒼龍」、「関河未冷」、「朝陽警事」、「我在火星上」、「宰執(zhí)天下」、「天道図書館」など、中國のオンライン小説ランキングにランク入りした。また、「慶余年」、「全職高手番外之■峰栄耀(■は山かんむりに顛)」、「知否?知否?応是緑肥紅瘦」など6作品が、影響を與えたIPランキングにランク入りし、「天道図書館」、「修羅武神」など2作品のほか、ポータルサイト「起點國際Webnovel」が海外発信ランキングにランク入りした。中國新聞網(wǎng)が報じた。
中國作家協(xié)會黨組のメンバー、書記処の書記で、今回のランキング評価委員會の委員長を務めた胡邦勝氏は、「今年のネット文學ランキングは、元々あったオンライン小説ランキングをベースに、影響を與えたネット文學ランキングとネット文學海外発信ランキングを増設した。3つのランキングの重要度はどれも同じで、ネット文學作品の成果が網(wǎng)羅的に示され、ネット文學が映畫?ドラマ、アニメ、ゲームなどの文化産業(yè)の分野にとってコンテンツ源となっていること、海外での発信という分野で誘導的役割を果たしていることが際立たっている」と説明した。
ランク入りしたオンライン小説のテーマはバラエティーに富んでおり、現(xiàn)実や歴史、SF、玄幻、仙俠などをカバーしている。そのうち、現(xiàn)実をテーマにした作品が半數(shù)を占め、どれもが積極的で向上心のある価値志向となっており、現(xiàn)在のオンライン小説の基本的な狀況や方向性を反映している。
例えば、SF作品の「我在火星上」は、「地球消滅」、「逆境克服」、「地球再建」という、3大要素が折り重なる內(nèi)容だ。また、現(xiàn)実をテーマにした「朝陽警事」は、普通の警官が末端で活躍する物語で、コミュニティの庶民の生活や派出所の警官の日常業(yè)務が描かれている。
閲文集団は海外版ポータルサイト「起點國際(Webnovel)」は、今回唯一海外発信ランキングにランク入りしたプラットフォームで、現(xiàn)時點で中國のネット文學900作品以上の英語版が集まり、テーマは武俠や玄幻、都市などをカバーし、アクセス數(shù)は累計で7000萬回に達している。
「天道図書館」は、中國の師の指導を尊ぶという伝統(tǒng)文化をテーマにし、起點國際の海外でのクリック回數(shù)ランキング、おすすめランキングで長期にわたって首位となっている。そして、現(xiàn)時點で英語トルコ語、フランス語などに翻訳されている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月30日
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