（寫(xiě)真著作権は東方ICが所有のため転載禁止）。

春節(jié)（舊正月、今年は2月12日）が終わり、雇用市場(chǎng)が活発になってきた。オフラインとオンラインの求職活動(dòng)を取材すると、多くの企業(yè)が求人に際して「35歳以下」を求め、「従業(yè)員90後（1990年代生まれ）化」を打ち出すところさえあることがわかった。

一體、いつから「35歳以下」が各種の求人で示される「絶対的なライン」になったのだろうか。一部の企業(yè)や機(jī)関は、35歳以上の従業(yè)員に不定期に「退職を勧めたり」、「出向させたり」、「改善を要求したり」していると考えられる。仕事を探す側(cè)が35歳以上だった場(chǎng)合、獨(dú)自の資源やフローをもつか、何か他の「必殺技」をもつのでなければ、送った履歴書(shū)がゴミ箱行きになる可能性が極めて高い。そんな會(huì)社なら行かないと拒絶することは簡(jiǎn)単だが、すでに若いときのように気楽に転職できなくなった35歳以上は、十分に食べていける新しい仕事を見(jiàn)つけようと思えば、若者よりも多くの代償を支払わなければならない。またこうした「職場(chǎng)のルール」により、35歳を過(guò)ぎた社會(huì)人の多くが、自分はリストラされるのではないか、失業(yè)させられるのではないかと心配するようになった。

なぜ35歳以上が「望まれない人々」になったのか？

インターネット企業(yè)の人的資源部門(mén)の責(zé)任者は取材に、「若い人は意欲があり、元?dú)荬?、賃金は多くを求めず、成長(zhǎng)の可能性への期待値が高く、生活や家庭のしがらみが少ない。そしてイノベーションや起業(yè)への意識(shí)がより高く、仕事における適応能力と柔軟性がより高いため、企業(yè)に好まれるのは當(dāng)然だといえる。企業(yè)の経営者は従業(yè)員の年齢構(gòu)成を重視し、これこそ企業(yè)の成長(zhǎng)性、革新性、活力度を示すものと考えると同時(shí)に、人的資源の評(píng)価目標(biāo)に組み込んでいる。選択する余裕がある企業(yè)の場(chǎng)合、『35歳以下』がどれくらい魅力をもつかは言うまでもないだろう」と述べた。

國(guó)家人的資源管理師の朱麗亜さんは、「あなたに他の人では代替不可能な特別な競(jìng)爭(zhēng)力がない場(chǎng)合、多くの企業(yè)は35歳を『年齢のデッドライン』とみなす。多くの企業(yè)の人的資源部門(mén)の責(zé)任者からみると、35歳になった人というのは『生活で細(xì)々した問(wèn)題を抱え』、『仕事に向けるパワーに限界があり』、『健康上のリスクがある』人の代名詞で、『求人の対象にならず、昇進(jìn)の対象にもならない』という困った狀況に直面することになる」と述べた。

本當(dāng)にそうだろうか。確かに體力面では一部の中年は若者にやや劣るかもしれないが、仕事の効率や経験、企業(yè)や機(jī)関への忠誠(chéng)度では若者とは比べものにならない。こうした効率、経験、忠誠(chéng)度といったものはお金で買(mǎi)えるものではなく、短期間で育成し達(dá)成できるものでもない。また生活レベルの向上にともない、35歳以上の人の多くは體力や気力、思考力もまだまだ上向きの段階にある。

ある學(xué)者は、デンマーク企業(yè)のデータを利用して、中年の従業(yè)員が最も生産効率の高い従業(yè)員であることを発見(jiàn)した。その學(xué)者によると、従業(yè)員の平均年齢が37歳の時(shí)、その企業(yè)の平均生産効率が最も高くなるという。また中國(guó)についての研究の結(jié)果、中年層だけでなく、非製造業(yè)分野の中國(guó)の上場(chǎng)企業(yè)では、50歳以上の年長(zhǎng)の従業(yè)員も企業(yè)の労働生産性にプラスの影響を與えることがわかったという。

そのため、「35歳を過(guò)ぎると坂道を下る」は偽の命題に過(guò)ぎない可能性がある。