雲(yún)南省保山市高黎貢山百花嶺村の村民がこのほど、クルミ科の常緑高木である黃杞の木に集まり、餌を探している30數(shù)羽のシュイロマシコ（血雀）を目にした。シュイロマシコの群れは通常ほとんど目にすることができないため、バードウォッチングや野鳥撮影を好む人々に少なからぬ衝撃を與えている。人民網(wǎng)が伝えた。

美しく鑑賞鳥として人気が高いシュイロマシコは、雄の羽色が艶やかで非常に目に留まりやすい。その身體は真っ赤な羽毛に覆われており、松などの木の種や草の種、各種昆蟲?幼蟲を主な餌としている。毎年1月から3月は、百花嶺村でシュイロマシコを観察するためのベストシーズンとなる?，F(xiàn)地でバードウォッチングガイドを務(wù)める葛寶智さんによると、シュイロマシコが30羽以上群れていることは、極めて珍しいという。

バードウォッチングブームが起っている中國(guó)で、高黎貢山はバードウォッチャーにとって人気の観察スポットとなっている。高黎貢山には19目58科525種の鳥類が生息しており、雲(yún)南省に分布する鳥類958種の54.8％、中國(guó)全體に生息する鳥類1400種の37.5％を、それぞれ占めている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年2月25日